■報告者：日栄産資（株）　専務取締役　岡崎 徹也　氏

■日　時：8月17日（木）
■会場：ローズコム
■参加者：35名

岡崎氏は日栄産資（株）の専務取締役で、御父様が創業したフレキシブルコンテナバックの製造事業を受け継ぐため日々奮闘しています。

発表ではご自身の会社や家族に対する強い思いを話されました。

事業承継をしたいが、現代表の父から「お前にはまだ早い」と言われます。今までの岡崎氏は自身の思いや覚悟などを上手く相手に表現する事が出来ず、「周囲の方に取り繕った自分をみせていた…」自身の変化を求め今回体験報告をすることに。中でも印象的だったのが、創業者でもある父への尊敬、家族への思い。何故創業者である御父様は岡崎氏を認めてくれないのか。報告を作っていく中で、御父様の思いと岡崎氏お互いの思いが少しずつ重なってきました。自身にとっての経営・経営者となる覚悟とは。経営者として何がしたいか。

共に幸せになる組織づくりに力を注ぎたいと話され、人が活き活きと力が発揮できる環境を目指すと力強くお話しいただきました。家族の絆を見つめなおし、受けてきた愛情を知り、謙虚に身をただすことで経営者として大切なことはおのずと知れる、ということを学びました。

討論では「今、岡崎氏に必要なもの、足りないものは？」をテーマに活発な意見交換が行われました。「立場」・「動く」・「今後のビジョン」など、35名・35種類の変化球を岡崎氏に投げかけました。
はたして切腹出来たのか！？取り繕いから脱却出来たのか！？
今後の岡崎氏の動きに注目だ！！

記：タツトモギコウ（株）　平田 龍輔