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2023.10.13

「教えて!相続問題あれやこれ~税理士観点×不動産観点~」福山支部E地区会

講 師:相続コネクト税理士事務所 武井 博之 氏
講 師:中国バス不動産(株)     片岡  陽 氏

日 時:8月17日(木)
会 場:ローズコム
参加人数:24名

E地区8月例会は「相続問題あれやこれ」と題して、相続コネクト税理士事務所・武井博之氏と中国バス不動産・片岡陽氏に、相続の時に起こり得る問題を、税理士の観点、不動産業よりの観点から、それぞれわかりやすく発表して頂きました。

武井さんは、相続専門の税理士で、年間数十件の案件を持ち、他の税理士事務所からも、セカンドオピニオン的な依頼を来る人気の税理士事務所です。
片岡さんは、不動産トラブルを、税理士、弁護士、司法書士などの専門家と連携しながら、相続問題を解決し、相続対策セミナーも積極的に開催されています。

相続問題は、誰もが直面する問題ですが、当事者となった場合、どの様な事が起こり、どう解決すれば良いか、事前に対策を考えておく事が大切で、一番有効な対策が、遺言状であり、相続からトラブルや争いに発展する前に、現状を家族にいくら財産が有り、その評価を知り、生命保険や生前贈与などが、本当に正しく行われているか、専門家の方の意見を聞く事が大切だと、教わりました。

同友会に参加して、我々は会社という大きな財産を持っています。その時になり、慌てて対策をしていては、事業に影響があるかもしれません。スムーズで効率的な相続の為に、家族とのコミュニケーションを計り、100%納得のいく相続は難しいですが、無駄な税金も抑えなくてはなりません。
まず、親が元気なうちに話しをし、もし自分自身に万が一の時の事も、考えなければと思いました。

今回の例会のテーブル討論では、各テーブルで相続についての質問を考えてみました。
それぞれの悩みは、実際何をいくら持っているのか把握出来てない、家族で話し合いが必要な事は分かっているが、どの様に話して良いか分からない等の質問が多く出ました。

他のテーブルからは、保有している趣味性の高い時計や車、骨董等の価値をどうやって評価すれば良いのか、遠くに所有している森や山とか、売れそうにない不動産はどうすれば良いか等の質問がありました。
今回の例会で、まず相続についての基礎知識を知り、相談出来る専門家を持つ事から、準備を進めなければならないと思いました。

武井様、片岡様、分かり易くご説明いただき、ありがとうございました。

記:(株)伊呂波 大村 剛(E)