「特別支援学校のバスツアー」福山支部バリアフリー委員会
■と き:8/2(水)、8/8(火)
■ところ:福山北特別支援学校、沼隈特別支援学校
8月のバリアフリー委員会では、8月2日に福山北特別支援学校、参加者45名、山口同友会会員6名、8月8日に沼隈特別支援学校、参加者10名で企業見学バスツアーを行いました。
訪問先として、三吉板金塗装・福山ステンレス鋳工・結絆福祉会、8日にはイアック、明電を訪れ 、それぞれの企業での仕事内容や職場環境を詳しく見学させていただきました。ご協力本当にありがとうございました。
どの企業の社員の方々も仕事の内容やこだわりについて丁寧に説明してくださり、先生方からの質問も積極的に行われ、暑い中でしたが非常に“熱いバスツアー”となりました。
また就労支援B型施設の結絆福祉会(スタート)では、実際の作業ジャガイモ皮むき作業を見学、非常に手際良く、作業の細分化で生産効率の向上が感じられました。
この訪問を通じて、福祉施設での労働も、十分に職業としての魅力があることを理解することができました。
受入企業の各社長からは「社員に任せていたがいつもより社員が張り切っていた」「キビキビしていた」と感想をいただき、ただ受け入れて大変なだけでなく、社員さんにとっても良い機会になることを実感いたしました。
バスツアー終了後の感想交流会では、学校と企業との連携、生徒の就職支援などに関して活発な議論が行われました。特に、学校と企業間のニーズのズレの解消や、実習先の確保の難しさ、生徒の就職希望などが課題として挙げられました。また、企業側の人材不足や多様な雇用方法に関する議論も進められ、企業の理念や必要性を再確認しました。
この意見交換を通じて、学校と企業間のより良い連携や生徒のキャリア支援の方向性についての共通認識を深めることができました。
また、今後の見学先として、卒業生が働く企業や一般就労の可能性のある企業への訪問希望が10%ほどあったことも報告しておきます。
記:バリアフリー委員長 石川 倫之