「利用者も働く方も共に輝き、幸せになれる社会を」・「心と体が元気になる事業所を」をスローガンに67歳で起業され、今も尚進化を続け75人の従業員のトップとして奮闘中、営業成績も右肩上がりを維持。

■報告者　（株）コスモケア・エナジー　代表取締役 堀島由利氏

■日時　　2023年6月15日(木)　18:30〜21:00
■場所　　同友会事務局
■参加者数　37名（Zoom5名）

「利用者の笑顔や、心に寄り添う最高な高齢者デイサービス」「食べる事の幸せ」を掲げ、現在では８店舗を独立企業展開。
看護科を卒業後、保健師としていろいろな現場で経験を積まれ、高齢者通所介護と若者障がい者の共生型介護事業を展開。
介護プログラムは「花を生ける」事からスタート。ミュージックセラピー・シナプソロジー(同時に違った２つの動作をする)など。大学とタイアップして、サービスの検証を実施。
社員教育は、入社研修後の２週間毎日のレポート提出・外部講師を招いての集合研修・行政で行う研修への積極的参加奨励で、社員が「介護」・「療育」に必要な力を誰もがつけられるようにするなど。
賃金制度不公平の是正(評価方法の改善)・人の教育(外部講師を招いての管理者研修など)に取り組まれ、各事業所との連携もすすめられている様です。

講演後、以下２点についてグループ討論が行われました。

①社員教育に対するアドバイス
・キュービック(適性検査のひとつ)などを活用した良い人の採用
・会社理念に則り社員指導が必要
・ランチミーティングの実施
・収益が上がらないと還元出来ない事を意識づける
・自主的にセミナー・研修希望が有れば参加させる
・働き方改革を推進し、働きやすい環境に取り組む

②人間形成にはどの様な事が必要か？
・面談により、個々のキャラクーに有った対応が必要
・コミュニケーションと教養(学習)が必要

などの意見が出ていました。

記：PCTS　原 純二