報告者：井上法律事務所　弁護士　井上 雅文 氏　

開催年月日：2023年３月22日（水）18:30～21:00
開 催 場 所：合人社ウェンディひと・まちプラザ　研修室ABC
参 加 者 数：44名（会場参加：42名　ZOOM参加：２名）

「コンプライアンスが経営において必要な理由」「労使関係とパワハラ」「セクハラ」「その対処方法」さまざまな角度からわかりやすく説明いただきました。

参加された会員からは、「自社にもガイドラインが必要」「毎月の会議にハラスメントの項目を追加する」「日頃のコミュニケーションが一番重要」というような前向きに取り組む意見も多数ありました。

「よい会社をつくろう・よい経営者になろう・よい経営環境をつくろう」の同友会３つの目的にも沿った、とても有意義な例会となりました！

冒頭、コンプライアンスが経営において必要な理由から始まり、労使関係とパワハラについて、セクハラとは何か？を経てそれらの対処法まで話が及びました。

全体的に固いテーマではありましたが、井上弁護士の対話型による非常に分かりやすいプレゼンでありました。

例会アンケートでは、半数以上の方から「自社に持って帰るものがあった」との回答をいただきました。

グループ討論では、2つの事例について「パワハラにあたるのか？」「セクハラにあたるのか？」という議論を行いましたが、「該当する・しない」だけでなく、自社にもガイドラインが必要、毎月の会議にハラスメントの項目を追加していきたい、日頃の社員とのコミュニケーションの取り方がいちばん重要等の意欲的な意見が飛び交い、私自身も大変勉強になりました。

参加いただいた方々と共に、今後、ハラスメントという点で「よい会社」へのアプローチが出来ればと思っております。

記：（有）明正産業　川岡　正之