報告者：(株)ナカオカ　取締役　中岡 英也　氏

未来と向き合わない会社に明日はなし!!
そんな過激なタイトルとは裏腹に、物腰の柔らかい語り口調ではじまった経営フォーラム第４分科会。宝飾、時計、金の売買やメガネの小売りや修理も手掛ける、（株）ナカオカの中岡 英也　氏の報告を聞きました。

話の中で座右の銘は「継続は力なり」で持ち前の粘り強さと、青年部部会長など役員を歴任して全国に飛び出し、人と触れ合い、それらをヒントに活路を見いだすお姿が印象的でした。

経営指針書は作ったら終わりではなく、周知徹底、実行、そして毎年のブラッシュアップが大切でSWOT分析における（虫）（魚）（鳥）の３つの視点といったテクニカルなお話。業績が好調になるもアフターコロナにより売り上げダウン、その反省をもとに三年を見越した外部要因の深堀によるリスクヘッジなど、実体験をもとにされた赤裸々な報告でした。

また自社PRのために始められたブログも、2000日を超え今では情報収集のスキルに役立っているとのお話には尊敬の念をいだいた方も多かったのではないでしょうか。
物事はうまくいっている時ほど油断する、そんな時ほど日々情報を収集し問題が起きた時とその後、考え当たり前ではない未来を想像し情勢の変化に対応しましょう！
そう締めくくられました。

報告後ご挨拶もかねて名刺の交換をさせていただいたところ、お疲れにもかかわらず大変丁寧に対応してくださりました。ひとしきり筆者の質問に答えてくださった後、「色々迷った時は人に話すと良いよ、いつでも話を聞くから。」とおっしゃっていただき経営の知識や姿勢だけでなく、人間力にも大変な感銘をうけました。
素晴らしいご報告ありがとうございました。

記：しげる＆MY4パーソナルジム　森 裕輔