2022.10.04
中③④9月例会報告 「“攻める花屋”が本気で取り組む!~障がい者就労支援の新たな事業モデル~」合同会社WABI 代表社員 河野 和広氏
広島中支部
経営改善勉強会
開催日:2022年9月20日(火)
会場:ひと・まちプラザ・Zoom
参加者:47名
報告者:合同会社WABI 代表社員 河野 和広 氏
6年前に友人と二人で共同経営する花屋を創業したときから、5年後には障がい者就労支援をやりたいという夢を持っていた。「攻める花屋」として繁盛し安定した経営をしていた河野さんが、夢をかなえるべく友人と共同経営を解消し今年の1月に合同会社として法人化、5月に中区広瀬北町に胡蝶蘭や観葉植物を販売するWABI galleria(ワビ ギャラリエ)をオープンされました。11月には安佐北区にWABI farm就労継続支援B型施設をオープンされる予定です。施設の利用者さんがアレンジした胡蝶蘭や観葉植物を店舗やオンライン販売、医療機関等への定期装花(お花のサブスク)で毎月お花を替えていただくといった花屋と障がい者就労支援施設を一体的に経営する事業に取り組まれています。
売上に高い単価が見込まれる胡蝶蘭を販売することで利用者の方の工賃を上げ、花に触れる楽しさと働きがいをもって仕事をしていただく。将来的にはWABI farmで身につけた技術をもって、障がい者雇用を考えている企業さんへ就職するといったこれまでにない事業モデルを考えておられます。
グループ討論では河野さんの新たな事業モデルを成功させるべく、「定期装花(お花のサブスク)を劇的に伸ばすための売上戦略」についてアイデアを出し合いました。グットアイデア賞には河野さんからマイクロ胡蝶蘭のプレゼントもあり、皆で河野さんの新たな挑戦を応援する中③④地区会らしい例会となりました。皆さんの会社やご自宅に…花のある生活はいかがでしょうか?
記:(株)中国光洋 平原千秋