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2022.08.24

「組織に笑顔は必要か?」福山支部P地区会7月例会

パネラー        :大畑建設(株)   大畑 徳晃 氏
                 日栄産資(株)   岡﨑 徹也 氏
                (株)惠木製作所  惠木 智士 氏
コーディネーター:(有)徳毛レジン  徳毛 裕介 氏

P地区7月例会は、大畑氏、岡﨑氏、惠木氏をパネラーとして、パネルディスカッション形式で行われました。
はじめに、それぞれのパネラーが自社の経営と「笑顔」との関係性をどのように捉えているかについて発表を行い、その後、内容の深掘りを行いました。

大畑氏は、コミュニケーションツールとして笑顔は組織に必要であり、経営者自らが笑顔で社内外の人と接する姿勢を見せることで、笑顔を通じて社内の雰囲気を良くするという仕組みを作ることが必要であると述べられました。社内の雰囲気が良くなった結果、リクルートにも良い影響が表れているそうです。

岡﨑氏は、達成感・幸福感を得るために笑顔は組織に必要であり、そのことを経営理念へ織り込んではいるが、従業員への浸透に苦戦していると述べられました。近々事業承継を予定している状況で様々な行動を起こした結果、自分に気持ちの余裕がないと笑顔は生まれないことに気付かれたそうです。

惠木氏は、自社が抱える様々な問題点の解決方法として組織に笑顔が必要だと感じてはいるが、具体的にどのような行動をすればよいのか分からないと述べられました。

このパネル討論をふまえた上で、「笑顔は必要ですか?そのために何ができますか?」というテーマでグループ討論・発表を行いました。
グループ討論の中で、大畑氏から「自分だけのことを考えて経営をしていた時期があり、その時は社内の雰囲気が悪く笑顔もなかった」という発言がありました。過去の反省を生かして良い経営者になろうと行動し、良い会社・良い経営環境を作ろうとする姿勢が必要であると感じました。
おそらく、多くの経営者が「組織に笑顔は必要である」と考えていると思います。しかし、その「あたりまえ」とも思えることについて、その理由をみんなで真剣に考えることで、様々な学びを得ることができた例会となりました。

記:(有)ウイング 眞田 好洋