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2022.07.22

中小企業は社会の主役 ~中小企業憲章の精神を実現しよう~

 去る6月20日、TKPガーデンシティPREMIUM広島駅北口にて、「中小企業憲章」閣議決定12周年記念行事が開催されました。同友会の役員と事務局員に加え、中国経済産業局、広島県、広島市ほか県内の地方自治体、経済団体、金融機関、中国新聞社より、総勢71名が参加しました。

 冒頭、開会あいさつで同友会の粟屋代表理事は、「中小企業は、コロナ禍、仕入れの高騰と調達難、人手不足など厳しい経営環境に置かれている。憲章の結びに『変革の担い手としての中小企業への大いなる期待』と書かれている。広島同友会は今期のスローガンに『Human First! ~新時代へ挑戦~』を掲げ、中小企業の責務として、豊かで幸せが感じられる地域づくりに取り組んでいく。自助努力だけでは難しい課題について、みなさまのご支援をお願いしたい」と述べました。

 続いて中国経済産業局 産業部長 近村淳氏は、「国としても、努力する者が報われ、チャレンジが評価されるようなあり方をめざし、資金繰り、事業再構築、価格転嫁、事業承継など、様々な支援策を行っている。平成22年に憲章が閣議決定されて以降、環境は大きく変化したが憲章は色あせていない。同友会は、『人が第一』のスローガンを掲げ、様々な活動を展開し、仲間を増やしている。地域の安定、豊かな国民生活の実現への貢献を期待する」と述べました。

 その後、京都大学名誉教授 岡田知弘氏より、「中小企業は社会の主役 ~中小企業憲章の精神を実現しよう~」とのテーマで講演をいただき、グループ討論を行いました(講演要旨は次号に掲載予定)。
 閉会あいさつで同友会の立石代表理事は、「地域で経済を回すことと共に、地域に子どもを残すことも大切。中小企業が地域に貢献し、地方自治体を中心とした地域が中小企業を支える。いろいろな立場の者が手をたずさえて地域を創っていこう」と述べました。