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2022.07.22

県求人社員教育委員会  労働問題勉強会を開催

 県求人社員教育委員会では今年度、労働問題に関する勉強会を4月から6月にかけ毎月1回開催しました。
 開催の背景に2つの課題があります。第1に、Jobway参加企業の就業規則・賃金規程をチェックすると古いものがあり、昨今の法律改正などに準拠できてない可能性があったこと。第2に、全会員向けに就業規則の重要性や法改正の対応などを周知する必要があるという問題意識です。
 以上の課題を解決するため、講義形式の勉強会をオンライン(Zoom)で開催しました。  

■講義・報告の概要

 以下、全3回の概要です。オンライン開催なので各回とも全県で60名以上の参加がありました。  

第1回「あなたの会社は大丈夫ですか?労使間トラブルの実態を学ぼう」
講師:勁草法律事務所 弁護士 西丸 洋平氏(広島北支部)
 労使間トラブルの事例についての講義でした。特に求人票の内容と異なる雇用契約、就業規則と法的問題、ユニオン・団体交渉の実例、外国人雇用のトラブルなどです。

第2回「労働条件通知書から読み解く労働関係法の基礎」
講師:広島労働局雇用環境均等室 働き方・休み方改善コンサルタント 三時 範裕氏
 労働条件通知書の義務化への対応や労働トラブルの事例を紹介。特に採用や退職時の揉め事や守るべき法律などを詳しく説明されました。  

第3回「ハローワークに求人票提出して新卒採用にチャレンジしよう」~ハローワークは法令順守できてない企業の求人票を受け付けません~
講師:ハローワーク広島 田辺勝巳氏、奥田恭子氏
 学卒求人票の書き方や学卒求人申込の手続きの方法、採用や活動のルールをハローワークの立場からご説明頂きました。就活生などに対するハラスメントについて注意や、内定取り消しの無効について詳しく説明がありました。