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2022.07.22

「ちがいを生かして強くなるご縁の地から育む未来 今こそひとつにチーム日本」第25回 女性経営者全国交流会in島根

 去る6月16日、17日、「第25回 女性経営者全国交流会in島根」が開催されました。42同友会と中同協から567名の参加、広島同友会からは42名が参加しました。

 広島同友会からは第六分科会にて㈱広島明治 専務取締役 三島昌美氏、㈱ 明販広島東 専務取締役 岡本昌代 氏の姉妹より「いきいき社員と挑戦!地域と共に歩む企業づくり~姉妹は良きライバル!同友会で学び咲き始めた学びの実践!~」をテーマにご報告頂きました。

 報告は、創業のいきさつ、同友会との出会いの話に始まり、地域との繋がりを経て、変革していく自社について話が広がります。姉の岡本さんは地域のオンリーワンの会社を目指し、特に社員教育に力を注がれています。「お客様の健康を守るためにはどうすればよいか」「お客様の健康寿命の延伸に取り組んでいる会社である事を地域の人達に知ってもらうにはどうすればよいか」など社員と共に自社と地域を考える勉強会を定期的に開催しています。
 一方、妹の三島さんは数々の斬新なアイデアで働きやすい会社づくりの取り組みをされています。地域の子育て世代の社員さんが働きやすい環境を整えるため、週休3日制、短期間社員制度、有休の時間単位付与の導入などにより女性社員のワークライフバランスの充実を図っています。

 報告の後は「地域と共に歩む企業づくりをすすめるためには」というテーマのもとグループ討論が行われました。討論では、「経営者だけではなく会社の2番手も頑張らないと会社は良くならない」「人が少ない地域だからこそ働く人を呼び込む工夫が必要だ」など活発な議論が交わされ、改めて地域と自社の繋がりについて考えるグループ討論となりました。

 2日目には全体会にて基調講演が行われました。報告者は㈱石見銀山生活文化研究所 代表取締役、松場 登美 氏(島根同友会会員企業)より「足元の宝を見つめて暮らしを楽しむ」をテーマにご講演いただきました。講演は豊かな自然とコミュニティが残る石見銀山での経営と暮らしについての振り返りから始まり、「受け継いだ古い大切なものを、現代の価値観に合わせて手を加え、新しい世界観を創造する“復古創新”」などの新たなライフスタイルの提案を頂きました。  また、全体会には松江市長や島根県知事など来賓の方にもお越しいただき、島根発信で同友会活動を内外にアピールできる良い機会となりました。