地区会の皆様、一緒に共存共栄とチャンスをつかみませんか？

この度、中②地区会長に任命されました三原と申します。中②地区会に入会したのは2011年10月で己斐製氷の兼品さんの紹介で入会しました。

入会後、しばらくはほぼ幽霊会員でまれに例会に出席するときは「この人の話聞いてみたい。」程度の参加でした。それでも長く属していると小組長や副会長といった役を任され気が付けば役員会に参加するように。

そしてついに私に会長をお願いできないか？という依頼がきました。もしもこの依頼が数年前だったら確実に断っていました。というのも仕事も順調でしたし、余計な仕事の負担をかけたくない。今のままで十分と思っていたからです。

ただ、心のどこかで「本当に今のままで大丈夫か？」という声も聞こえていました。というのも弊社の顧客の90％はクリーニング事業所様です。しかし、この業界も後継者の不在やファッションアイテムの変化で需要が激減している産業でした。「今ある資産を生かせて業界の柱を増やさないといけない。」そんな声が常に心にあったときにコロナによる打撃が始まりました。そんな中で中②地区会のメンバーにはコロナで一番打撃を受けた飲食業界の方々も多くいらっしゃいました。その方々が口々に「柱となる事業を多く構築している。」その様子を拝見しながら「自分も今のままではいけない。柱を見つける何か探さないといけない。」という気持ちが明確になりました。

そんな時です。社員の一人が「会社を辞めさせてください。」その理由を聞くと「現状の客先では私が数十年後に残っていないと感じたので。」会社に安心して働けないそんな経営環境を作っていたんだと反省してところでの会長依頼でした。

「このままでは変化は生まれない。」私にとっては一大決心で会長職を受けることにしました。会員の皆様の多くは私のような参加をほとんどしない方が多いと感じています。しかし、チャンスは後からやってきません。チャンスの神様に後ろ髪はない。前髪にチャンスはあるという言葉があるそうです。私と一緒に皆さんと共存共栄とチャンスをつかみませんか。　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文：（株）エムシーエス　　三原　英嗣