活動レポート
2022.04.06

広島中支部5年ぶりに会員数期首超え!

 ここ数年間じわじわと会員減少が続いていた広島中支部。コロナの影響がいまだ続く2021年度ですが、今期は期首335名だった会員数がなんと5年ぶりに期首を上回り346名となりました。任期1年目には大変悔しい思いをされ、今期奮闘された仲間づくり委員長の山口哲司さんの体験談とメッセージをいただきました。

 以下、中支部仲間づくり委員長 山口さんの体験談とメッセージです。

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 私が支部の仲間作り委員長に就任することを知ったのは2020年の支部総会当日でした。中⑨地区会の委員長だとばかり思っていたのですが、支部の委員長の方でした。委員会のメンバーにもなったことがない私が「そんな重要なポストに就いてもよいのだろうか?」とも思いましたが、気づいたのが総会当日だったこともあり、そのまま就任してしまいました。

 初めての集まった委員会の日、事務局の橋本さんから委員会の役割についてのレクチャーを受け、初めて会う各地区会の委員の方々と一緒に呆然としたことが思い出されます。

 コロナ渦に突入したばかりの時期のスタート。毎月どんどん退会者が出始めました。
 何をどうすればいいのかわからない。
 県の増強プロジェクトの会合で各支部の増強方法などを聞く。
 広島東支部、呉支部先輩会委員さんに話を聞く。
 地区会長、委員の方々に各地区会の様子を聞く。
 とにかく人に聞きまくりました。
 中でも錫木副代表理事の
 「お前が一人で増強しても目標には届かんぞ、支部全体での増強の仕組み作りをしなさい」
 という言葉に大きな影響を受けました。

 2020年度の結果はマイナス24名。
 地区会長・委員の方々と話し合いを続け、1年ほど経ってようやく委員会の方針が決まりました。2021年度の目標は中支部会員を341名にする!
 しかし、コロナは収まらず直接集まることはできない。中支部ゴルフコンペの開催を試みるも、中止の繰り返し。仲間作り委員の増強を図るも参加者が少ない。そんな中でも参加し活躍してくれた委員には非常に感謝しています。
 あれこれ試みた中で、結局地区会長の活躍が増強の近道でした。地区会のことを一番よく知っている地区会長の影響力を思い知りました。

 2022年3月4日、今年度最後の支部例会は村井支部長の講演。人が集まれば入会申し込みが多数獲得できる確信がありました。このとき初めてオブザーバー参加者数に対してノルマを課しました。地区会長や委員の皆様には嫌なことをお願いしました。が、やり切ってくれて感謝。山本周さんには毎日電話しました。ごめんね。

 最近、効き脳診断をやってみて解ったことですが、どうやら私はマネージャーには向いておらず、プレイヤー脳のようです。よって、2022年度は仲間作り委員長から外れ、援護する方にまわろうと思います。

 最後に、皆さんは同友会を楽しんでいますか?

 この度の経営基礎講座はZoomで開催されました。私の周りにはPCを使わない若い会員さんが多く、Zoomだと参加してくれそうになかったので、社内に大型モニターとスピーカーを導入し、「新会員はこの講座を受けないといけんのんよ」「1年間一緒に頑張ろう」と誘うと、4人とも楽しそうに講座を受けてくれました。
 ある日、来客されたある社長がその様子を見て、うちの息子も入れてくれと、参加者が増えていきました。人が集まって楽しそうにしていれば、勉強でも人は集まるのだと気が付いた瞬間です。

 同友会では毎月の例会だけでなく、様々な委員会でも講座が開かれています。どんどん参加して知識と仲間を増やし、ご自身の事業に役立てていけばよいかと思います。

 今回委員長を受け、支部や他支部に多くの知り合いが増えました。経営者としてもひとまわり大きく成長できたような気がします。
 仲間づくり委員会のメンバー、地区会長の皆様、そして事務局の橋本さんありがとうございました。
 そして、これからもよろしくお願いします。

文:(株)真工務店 山口 哲司
編集:(株)TomTak 毛利 武雄