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2021.12.21

「環境対応経営で変化に立ち向かう」呉支部芸南地区会

報告者:イシケン(株) 代表取締役 石川 倫之 氏

 「環境対応経営で変化に立ち向かい乗り切る」とうテーマで、イシケン㈱ 代表取締役 石川倫之氏(福山支部)にご報告頂きました。

直面した3つの危機についてお話し頂きました。
➀鳥インフルエンザ…原料価格の高騰(競合・進出、価格競争、買い叩き)があり、価格決定権を手に入れるため、依存からの脱却。羽毛→人工羽毛へと変化。2012年に販売会社をおこし、ネット販売を開始。開発には成功しましたが、ゴールではなくスタートであったということです。

②豪雨災害…2018年7月…災害により、供給責任を果たすために製造工場と連携=アウトソーシングをする(外注)。相利共生関係≪小さいままで強い会社に≫を築き、お互いの弱点を補完=相互アウトソーシング。仕事をシェア、大口受注も効率的になり、2回目を乗り切ることができた。

③コロナウイルス拡大…コロナにより旅館・ホテル等のレンタルがストップし、新たな売り場を模索して、福山ブランドに申請(ふるさと納税)しました。また、クラウドファンディングで、世に出てない新しいものを発表し、目標額955%達成。ふるさと納税返礼品にも採用。また新たな事業領域へのチャレンジをされているそうです。

 何でもストレートに話してくださり、グループ討論では資金面、社員の関わり、兄弟と経営の行き違い、常日頃からの勉強熱心さがうかがえました。