「経営指針の立て方を学ぼうPart.2」東部エリア経営労働委員会
報告者:Ban‘s grill and cafe 小川尚範 氏
9月の経営労働委員会は『経営指針の立て方を学ぼうP a r t 2 と題して、Banʻs grill and café 小川尚範氏に自社の強みと方針の立て方について報告いただきました。
経営指針書を作成し更新され続けている過程で、どのような手順で考えどのように方針を決めておられるのか、参加されている会員さんに分かりやすく報告してくださいました。
まずは経営指針とはどういうものであると捉えているかというお話から、企業変革プログラムの言葉を使い、それをさらに分かりやすい言葉で6つの項目でお話しいただいたのがこちらです。
①時代の流れをつかむ
②顧客の声に耳を傾ける
③自社の長所、短所を分析
④変化の中から自社が発展する道を定める
⑤3~5年の期間で達成する目標作り
⑥目標達成のための手段を決める
お話の中で強み、弱みを考える際に見つけにくいと感じた場合、『誰に対してその強みを発揮したいのか?』という観点から、まずは『誰』を決めることではっきりしてくると話されており、私もとても納得できました。
続けてBan‘s grill and cafeでは『誰』がどこにあたるのか、そこに対する自社の強みをどのように発揮していけるのか、顧客に提供できる価値として考えておられていることを教えてくださいました。強みが見つけられていない場合でも、お客様の求めていることをしっかりと調べそこに対して提供できるものを作ればいいとも言っておられ、強みをこれから検討していこうとされている会員さんにも励みになったのではないかと思います。
次に中期ビジョンとそれに向けての社内の方針、中期ビジョンを達成する方法など、社内にどう落とし込んでいるのか、そこでの課題や改善したことなどお話しくださいました。
全体の報告がわかりやすく、指針書の作成をこれから始められる会員さんだけでなく、学ぶ事のある報告でした。方針の立て方の例としてわかりやすく報告いただけた講座でした。新会員のみなさまに参加していただいて、為になる指針作成講座だと思いますので、ご参加お待ちしております。