「最速で会社、経営者が成長する方法~黄金の経営者への道」三原支部例会
報告者:㈱ナカオカ 取締役 中岡英也 氏(広島中支部)
■黄金の経営者への道!同友会に出会えてよかった。
タイトルから想像すると、黄金に囲まれる経営者に近づけるかも?とニヤリとしてしまったのは私だけでしょうか?㈱ナカオカは創業75 年の時計専門店として創業し、現在はメガネ、ジュエリーも取り扱う会社です。前職時代の中岡さんは、いわゆる『陰キャラ』で、『社長になれば働かなくても高収入』『宝石屋ってお金持ち』のイメージで全く修行をせず家業に戻って来られたそうです。
現実は『赤字体質の会社』『自分も含め主体性のない社員』という状況だったようですが、同友会との出会いがターニングポイントとなり、大きく変わっていったそうです。
■成長するには「自己開示」が必要
中岡さんのいう自己開示とは?『会社としての課題を明確にすること』、『明確にした課題を誰かに打ち明けること』。その両方が揃って自己開示であり、どちらかが欠けては意味がない。『自分をさらけ出すことは難しい』、『会社の成長が遅いのは自己開示が出来ていないからだ』。この言葉には私に大きな気づきを与えてくれました。さらに、経営計画書を作り社内で共有することによって、会社も自分もどんどん変わっていきました。
中岡さんは弟さんに社長を譲ると決められたそうです。会員の中から『なぜ?』という質問が多く出ていましたが、会社全体のことを考えるとそのほうが良いという判断に至ったのが理由でした。中岡さんご自身は『ナカオカ』を強くするために、新しいことに取り組み始めています。
■同友会らしい熱量のある報告
この紙面では書ききれませんが、普段どのように経営を考え、スタッフさんと向き合っているかが伝わってくる非常に内容の濃い報告で、充実した時間を過ごすことが出来ました。限られた時間での報告でしたので、中岡さんご自身もまだまだ話し切れていないと思います。今度はリアルでもっと突っ込んだお話を聞けたら嬉しいですね。