報告者：（有）はら建興　工事統括部長　小柳 豪 氏　

　小柳氏が入社して10年が経ち、現在は広島で一番の塗装会社と評判の同社も、それ以前はどん底の時代があったこと、生々しい窮状の報告から始まりました。それでも社長が将来の成長を信じてビジョンを示す姿に、自分の将来を委ねる思いで入社され、以来、社長の右腕として社業の発展を支えてきました。

　その間、塗装以外にエアコン事業なども展開して多角化し、塗装事業と相乗効果を生み出し、宿願であった下請けから元請けへの転換を果たしていくの見て、常に新しいものを柔軟に捉える社長の姿勢に大きな影響を受けたそうです。組織や事業の成長と共に、チラシ戦略、ホームページ戦略、看板戦略と、次々に広報戦略を打ち出してきた同社も、コロナ禍にあって受注が落ち込み、打開策としてYouTube に注目することになります。

　それまでは社長に追随していくのがやっとだった小柳氏も、YouTube というツールを推進するのは自分しかいない！という自負が生まれたとき、社長の思いに軸が重なったことを実感したとのことでした。