「中国五県の支部のリーダーが県を越えて交流 」中国ブロック支部づくり連携交流会
8月31日、山口同友会の設営により、オンライン(Zoom)にて中国ブロック支部づくり連携交流会が開催されました。中国5県の同友会ほかから74名、広島同友会から26名が参加しました。
この交流会の目的は、同じ立場の支部長はじめ支部のリーダーが県を越えて交流し、支部づくりの取り組みやリーダーシップ、また会活動と自社経営が車の両輪であることを学ぶことにあります。
京都同友会の前・伏見支部長の笹原堂弘氏より「労使見解の精神で謙虚に学ぶ支部づくりを目指して」と題して事例報告を受け、「同友会活動に取り組むことで自社がどう変わったか」というテーマでグループ討論を行いました。
また中国五県の各代表の支部長が「支部の方針と課題・悩み」について事例報告を行い、グループ討論で方針や悩みなどを交流しました。 交流会のまとめとして中同協の中国ブロック担当副会長である立石克昭氏は左のように述べました。
■経営を良くする真剣勝負
Zoomは便利ですね。Zoomがなければ活動が止まってしまうでしょう。
本日、支部長さんなどの悩みを出し合いましたが、その多くが以前から続く共通の悩みで、今後も続くでしょう。
「自社が良くなる」。ここに軸足を置いてやっていくことが最も大事です。支部長のみなさんは役員会や例会で開会のあいさつをする時に、自社のことを織り交ぜて語ってください。経営のにおいがする例会、役員会にしましょう。
同友会のために同友会をしない。自社のため、会員の会社のために同友会をやりましょう。「同友会ごっこ」という言葉がありますが、同友会は「ごっこ」ではなく経営を良くするための真剣勝負です。
やっつけの形だけの活動では人は寄ってきません。いこるところに人は集まる。バーベキューの時、熱くなった炭火のまわりに肉や野菜を置くように、いこるところに仕事も人も集まります。
同友会での学びを自社で実践し、言っていることとやっていることが違わないようにすれば、「この人が言うなら」と信頼してもらえるようになると思います。
今後も中国5県の同友会が手をつなぎ、共に発展していきましょう。