「僕の行動力と挑戦を聴いてください〜積極的な言動で自身を変える〜」福山支部A地区会
■報告者:㈱ウェルストン 石井 純平 氏
5月例会は、「僕の行動力と挑戦を聴いてください」〜積極的な言動で自身を変える〜をテーマに石井純平氏の発表でした。
冒頭、石井氏は5〜6年の経営の中の精一杯のことを発表することでこのコロナの中、なにか変わるきっかけを今日の学びとして欲しいという事でした。 学生時代のころは子供にスポーツを教える仕事を目指していた石井氏でしたが、就職活動に失敗し清掃の仕事をしておりました。人の入れ替わりの多い社内でしたが、退職前には100名の部下を持つようになりました。石井氏は社員がやめることのない会社を目指し独立創業、前職とは競合しないように鋼鉄製の階段やタラップを製作する会社を創業しました。しかし創業当時の5名が2年で退職し、思い描いていた会社とは程遠いものでした。
悩む中、松本氏・桒田三秀先生に相談し同友会に入会当初は興味もなく飲み会くらいに考えておりましたが、八條氏をきっかけに経営指針を作成することによって石井氏の足りなかった部分に気が付き、話す内容が変わり、将来の話を社員と語り合うようになり離職者がいなくなり効果がでてきました。
その後、大口の仕事が激減、その中、同友会を通して営業ではない会社訪問を実施し約60社訪問しました。異業種の経営者と直接話させていただく中で石井氏の感覚がさらに大きく変わり結果的に訪問した中の27社の方々が仕事に繋がりました。
この27社の仕事のおかげで雑誌に掲載や、いままで製作したことのない仕事をすることで職人の意識の変化にもつながりました。
同友会を通して石井氏のように自身が変わっていったようにたくさんの方が変わっていってくれたらと言われており、発表最後に5年後、売上10億経常利益1億を目指すと熱く語っていた石井氏が印象的でした。
グループ討論では「コロナのお陰で気付いたことはありますか?」をテーマに討論しました。
会社訪問をしないほうがテレビ電話やZoomにより物理的な距離がなくなり遠方にも顧客ができたことや、社内の見直しをすることができたこと、具体的に5年後の未来予想図を考えるきっかけになったこと、あまり変化がないこと事などたくさんの意見がでました。
私のテーブルでは、同友会を通じて異業種と意見交換することで、出来ることから少しずつチャレンジしていく事などがありました。
最後のまとめとして、経営者自身が正しく行動することで周りが変わっていき新しいイノベーションに繋がり、その結果仕事にも繋がっていくこととなりました。