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2021.06.22

「起業して、5年! 生き方がふわっとしてますが、でも!!〜いつも本音の原田氏その先に何が〜」福山支部K地区会

報告者:原田メガホン 原田 祐一郎 氏

 「体験発表は人生の中間試験、葬式が卒業試験、その時たくさんの人に包まれたい」と始まりました。その言葉の現れとして青年部員や近大先輩に加え妻子まで賑やかオブザーバーに。
 子どもの頃から器用に何でもこなせ目標を決めることなく場当たり的で、卒業論文も書かずに卒業、お笑い芸人を目指すも挑戦しきれずに断念、TV番組制作や印刷会社などに勤めるも上司への不満が膨らむタイミングと„できちゃった婚“で腹をくくり起業。当初、オークション出品で日銭を稼ぐも同じことの繰り返しに飽き手仕舞い。 

 ブライダル会社とご縁で映像制作に参入しメモリアル、企業や地域のPR映像を手掛ける。広告やHPも依頼されれば対応自分でも分からないが安い仕事の方が安心して取り組める。稼ぎたい気持ちはあるが高額の仕事を追求する気は無く、依頼主との信頼関係で意欲が上下。業務量が増え社員を雇用するが“職人の世界は見て習え”の関わりで退職。プロになりきれていないかもしれないが気が向くままでありたい。学生の頃から続く性格„こんなフラフラで良いのか?“と自問自答するが、ストレスは感じない。

 先日、青年部卒業式の映像を担当し部員40社以上を周り、味わったことのない充実感に満ちた。その気持ちの源は仲間に喜んでもらえる光景だった。
 現状の収支は厳しく、公務員の妻に甘えている状態。

 映像の仕事は人の感情を揺さぶることができるし、競業少なく、需要が多い。青年部の映像制作で改めて„人のお役に立ちたい、お金をいただきながらありがとうと言っていただける‶今の仕事に力を注ぐ決意です。
 場当たり思考から„ちょっとがんばってみよう、結果楽しければ良いな“と心境が変わり始めた中間テストでした。