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2021.06.20

経営指針入門その2「わが社の未来は、どっちだ」東部エリア経営労働委員会

報告者:㈲広島金具製作所 水ノ上貴史 氏

 5月度経営労働委員会は、県経営労働副委員長の豊田氏と福山支部長の㈲広島金具製作所 水ノ上氏との対談にて、「なぜ経営指針を作られたのか?」「作ってどうだったのか?」についてお話をして頂きました。
 水ノ上支部長は、売り上げがバブル時の半分になっていた時、同友会を紹介され藁にもすがる思いで入会されたそうです。入会され経営指針を苦労しながら作られましたが、この頃まだ常務という立場だった為、指針書は机の中にしまい、今迄会社に無かった経営理念のみ出されたそうです。その後指針書の見直しとしての何年かに一度しか作らない為、作り方を忘れたりして大変だったようです。毎年見直しをして作るようになってからは、気づきがあればすぐに記入出来るように指針書を持ち歩きどんどん作る事が習慣になり、楽しくなっていったそうです。社長になり今は、毎年指針書を社員さんに発表されているそうです。又、もっと社員さんとこの指針書を共有する為にはどうしたらいいのだろう?と考え「やるぞシート・・・」という個人や会社での三年後、十年後の夢や目標を記入してもらいそれを指針書に載せ、皆で共有する事で社内のコミュニケーションが良くなっていったそうです。
 「社員面談も年に一回はせんといけん」と同友会の先輩に言われまずやってみようと始められたそうです。最初は、社員面談をする事が正直怖かったそうですが、現在の社員面談は一人三十分位で家族の事から仕事の悩み、困っている事、目標等を話し社員さんを応援するための面談を心がけているそうです。
 この度の話を聞いて経営指針は、社員さんと一緒に同じ方向に向かって行く為にも必要なコトだと改めて感じました。経営指針を作成したい方、作り直したい方は是非ご参加してみて下さい。