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2021.06.11

「のとテックの戦略的な取組と未来への展望」福山支部G地区会

報告者:㈱のとテック 能登 雅子 氏

 G地区の3月例会は、㈱のとテックの代表取締役、能登雅子氏による同友会入会後、初めてとなる体験発表でした。「のとテックの戦略的な取組と未来への展望」と題し自社紹介と今後の事業展開についての発表となりました。

 海外の航空会社でCAとしてキャリアを積んだ氏は10年前に創業者の父から会社を引き継ぎます。現在は主軸のドコモショップ事業と福祉事業、英会話事業と多角的に経営されています。高齢化・デジタル化の影響によりドコモショップへの来店客数・売上は減少していく前提で、現状サービスの深化と進化を掲げ、今後はICTを活用し、企業へのソリューションを提供する新事業を新たな収益の柱としていくという内容でした。これまでの経験から「人手が足りないからその代替としてのICT導入では上手く進まない、導入目的を明確にすることが一番重要」との言葉が最も印象に残りました。

 グループ討論のテーマは「自社のお困りごとはなんですか?~もしかしたらそれはデジタル化で解決するかも~」と題して自社のデジタル化の課題を議論しました。私自身、小さな会社だからと、マンパワーで代替している事務も多いのですが、今は無料で便利なサービスが沢山あることを教えていただきました。DXの流れは企業規模の大小を問わず時代の流れに乗り、生き残るための必要条件になる、そう強く感じることのできる例会でした。