報告者：（株）サトウシステム　佐藤郁徳 氏

　12月のＢ地区例会にて行われた内容は、パネルディスカッション形式で報告者の佐藤氏がサトウシステムの課題をパネラーの方々に投げかけ、それに対してパネラーの方々にその課題はこのようにして克服したといったエピソードから、アドバイス・咤激励をしていただきました。
　掲げられた課題について、精選された方々が異なる意見を出しながら討論を進めました。
　パネラーの方々は、(有)小野保険事務所 小野聖氏、ユウケン（株） 谷野裕次郎氏、サンデン（株） 中川壮太氏、乃古常金物（株） 中野豊氏、（株）ラックス 山田哲矢氏、　（有）アイム 吉山聡氏。
　こちらの６名の方々より大切なアドバイスを頂きました。

　今回の佐藤氏の課題は「社員の方へ思いが伝わらず、意思の疎通が上手く行かない」このような内容でした。
　パネラーの方々からのアドバイスでは思いを伝える熱量。それに伴い、大切な事は伝え方など、１つの課題でたくさんのアドバイスが出てきました。
　思いの伝え方でも、伝える人によってとらえ方や、考え方も違うのでいかに社員の方全てにうまく思いを伝えるか。そしてリーダーシップというものをしっかりと理解し、取り組んでいかないといけないかを改めて感じさせられる内容でした。
　伝えたい事でも簡潔に伝えてしまわず、伝えたい事してほしい事、○○だから○○してほしいではなく、その先の大切な事を理解、また共有することが大切だと考えさせられました。
　自分自身にも言い聞かせられている様でとても素晴らしい内容でした。思いを伝えるというのはとても大変で、心身ともに体力を使います。新たな挑戦をしようとする際には尚更です。経営者としてしっかりとした「理念指針」を社員の方に熱量をもって、しっかりと伝えないといけないんだと教えられました。思いを伝える言葉の大切さを教えられました。

　課題はまだあったと思いますが、今回の課題の中でパネラーの方々の経験から、課題を超えた経営者としてどうあるべきかを勉強させて頂きました。社員に不安な気持ちや、挑戦する前から無理だと思わせては一致団結も難しく、経営者としてリーダーとしてうまくいきません。リーダー一人の力だけでなく、一致団結出来る企業が大切なんだと改めて思いました。
　リーダーシップがあるから素晴らしいだけではなく、リーダーシップだけでなく、支えてくれる社員の方、自分に足りないものやそれを補ってくれる周りの方達、自分だけではなく、自分に足りないものは感謝をしながら周りの方達に力になってもらう。それも経営者としての能力なんだと感じました。
　この課題を投げかけてくださった佐藤さん。そして為になるアドバイスをして下さいましたパネラーの方々本当にありがとうございました。