■報告者：Ｆｰｃｒｅｗ(株)　広川永哲　氏

　Ｅ地区11月例会、Ｆｰｃｒｅｗ(株)　代表取締役　広川永哲氏に発表をして頂きました。タイトルは、「コロナショックではなくコロナチャンス～価値創造の革新～」でした。Ｅ地区会のみならず、Ｋ地区会合流、オブザーバーも多数参加され、非常に盛り上がった例会になりました。

　広川氏は飲食店７店舗を展開されていて、コロナ禍でも順調に出店されコロナをチャンスにされていました。経営とは、環境適応業と話されていて、まさにコロナ禍でも対応されていると感じられたのがテイクアウト専門店をすぐ出店されている所です。
　そして人材育成もしっかりされていて「人財戦略なくして未来無し」と話されていて　多くの経営者が「人」の事で悩んでいる。ではその悩みである「人」の問題について経営者は「時間」「お金」「労力」「情熱」を使っているのでしょうか？多くの経営者は使っていないから上手くいくはずがないと話されていました。
　広川さん自身も自らが自分に厳しく、厳しい環境下に置き社員さんから社長への行動評価チェックシートを作成されていて、自らの事を確認しながら行動されていました。他にもエマジェネティックスを使い社員さん全員の思考・行動特性を把握しておられました。凄く行動・勉強・分析され勢いを感じました。改めてコロナ禍でも負けないようチャンスに変えて行動しようと思いました。

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　今月のＫ地区例会は、Ｅ地区との合同例会を行いました。
　「やきにく孫悟空」や「がブリチキン」また「福山バット」などさまざなま業態で福山から尾道エリアで精力的にお肉を中心とした飲食店を店舗展開しているＦｰｃｒｅｗ(株)の広川社長に「コロナショックではなくコロナチャンス」というテーマで、これまでの経験を踏まえての「今」。それから、「今」を今後の企業発展のためにどう活かそうとしているか、を語って頂きました。

　コロナ禍で様々な業種が大きな打撃を受け苦しんでいます。「耐えていつか元に戻る事を祈り忍ぶ」のか。それとも、「立ち向かい環境に適応しようとする」のか…。恐らく現在多くの経営者が思い悩んでいる問いに『そもそも「経営する」ということは「環境の変化に適応できるよう企業を進化させること」』と、あっさり。私は、経営とは何かを考えた事が無かったので、この様にシンプルに言葉にできる広川社長の才能に少し嫉妬しました。決してネガティブな感情ではなく、やる気のでる良い刺激を頂きました。
　また、事業を営む中で大事にしている事について、そのノウハウを提供して頂きました。飲食業を営むにあたり最も大事なことは人を育てること。まさに「食＝人＋良」。これまた、やられてしまいました。上手すぎです。

　「社員皆がＨＡＰＰＹで居られる環境を作る。それがお客様もＨＡＰＰＹにできる条件でもあり、企業が発展するエネルギーになる」と。みんながお互いにＨＡＰＰＹになるためには、しっかりとコミュニケーションを取ることが重要。自分と仲間を知るために、ツールを活用し思考や行動を分析しお互いを深く理解する試みをしておられました。私も社員一人一人とのコミュニケーションを重視しており、社員同士のコミュニケーションも促進しているつもりでしたが、弊社の５倍もの従業員がおられ、ここに取り組むことは大変なご苦労と想像できますが、楽しんで居られる様子で感心致しました。

　話は変わりますが、弊社の近くに「Ｆｏｏｄスタジアム」というパア～っと明るい店がオープンしていてずっと気になっていたのですが、そのお店が広川社長のお店と知り、早速行ってまいりました。お店の中に入るとファーストフード店のような雰囲気。大きなタッチパネルに映し出されるメニューからを注文すると、プリンターからピロピロと注文票が出てきます。そこに印刷されたＱＲコードを隣の機械へピッ。支払いを促され会計を済ませます。最後に番号札がプリントされます。随分近代的な仕組みのお弁当屋さんでした。つい雰囲気に緊張してメニューを吟味することなく真ん中に表示されていた「唐揚げ弁当」を頼んでしまいました。めちゃ大きな肉で、外はカリカリ中はジューシー！とても美味しかったのですが、メニューには好物のお肉の弁当だらけ。全メニュー制覇してみようと思っています。

　「経営とは」から始まり、会社を強くする大変「深イイ～お話」と、そこから生まれた「とても美味しい弁当」を味わってしまい、完全にはまってしまいました。この度は、大きな学びがありましたが、噛めば噛むほど旨みが溢れ出てきそうな、そんな美味しそうな企業さんでした。私は、毎日-朝昼晩-お肉でも良いほどの肉好き。まさに”Ｌｏｖｅ ＢＥＥＦ”です。早速、広川社長へお肉たっぷりのオードブルを注文して、美味しいお肉と美味しいエピソードのおかわりをしようと思って居ます。