「支援制度を学ぼう！」 ６月広島西支部佐伯地区会例会

　久々に集まることができた６月佐伯地区会例会。参加者からは、「久しぶり！元気にしとった？」「コロナの影響はどう？」とマスク姿ではありましたが、あちらこちらで話に花が咲きました。もちろん、手指消毒も欠かせません。
　例会は３部構成。はじめに同友会の国広参与より、各種融資制度、持続化給付金、雇用調整助成金について紹介がありました。
　続いて、㈲浜崎精版印刷所の濱崎さんより、支援制度を実際に申請してみての感想や留意点、業界の現状について報告がありました。あまり注目されていませんが、印刷業もイベントの中止や外出自粛などで、例年あるはずの仕事がなくなり、大変な状況とのこと。そんな苦境にありながら、濱崎さんは「うちは社員の家族の顔まで思い浮かぶ中小企業。彼らの生活を思うと雇用は守らないといけないと覚悟を決めた」と融資制度や、雇用調整助成金を申請。コロナが落ち着いた先も見据え、「廃業する他社の事業や社員さん引き継ぐことも検討している」そうです。
　最後に、㈱グリーンテクノロジーの森下さんから、活用しやすそうな助成金の最新情報について紹介がありました。「上手に活用していきましょう」とのことでした。
　６月中の開催で、グループ討論なし、少人数、会場定員の半分で換気をよくしての開催となりましたが、参加者には元気を持って帰っていただけた例会となりました。