第48回定時総会(県総会)を開催 ~ コロナに負けるな! ~
■「少人数総会」として開催
雨がしとしと降っていました。去る5月18日、リーガロイヤルホテル広島にて、第48回定時総会が開催されました。今回は新型コロナウイルスの感染防止のため、「少人数総会」として開催、当日会場へは31名が参加しました。参加者と委任状を合わせ会員の過半数を越え、総会は成立、当日参加者の決議により提案された6つの議案が承認されました。
■一人で悩まないで
冒頭、粟屋代表理事は、「かつて経験したことのない非常事態。有効な治療薬やワクチンが開発されるのに1年か1年半かかるそうで、当分新型コロナウイルスと付き合っていかざるを得ない。どんな状況になっても一人で悩まないで、英知を結集し励まし合って乗り越えていこう」とあいさつしました。
新年度の活動方針は、新型コロナウイルスの影響を受けての修正が間に合わず、6号議案「特別決議」を以って補足されました。
また新年度の予算も同様に新型コロナウイルスの影響を反映させることができず、期の途中で修正予算を組むような事態が発生した場合、県理事会で対応することとなりました。
また今回は、2年ごとの役員改選の時期に当たり、新しい顔ぶれで会活動をリードしていただくことになります。
■特別決議(要約)
2018八年の夏に豪雨災害があり、昨年は米中貿易摩擦や消費税率引き上げなどにより、すでに厳しい景況になっていました。その上に、年明けから新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大し、わが国においても健康と生命が脅かされるだけでなく、生活や経済も大きな打撃を受けており、経験したことのない「国難」とも言える厳しい局面を迎えています。多くの会員が、新型コロナウイルスの感染防止につとめ、事業を存続させ、社員の生活を守るべく奮闘しています。いまこそ、経営者としてのがんばりが試され、会の存在意義が問われています。
【企業として】
・感染防止につとめ、企業を守り雇用を守る。
・資金を手当てし、支援策を活用する。
・一人で悩まないで親しい経営者や事務局に相談する。
【会として】
・支援施策や実践事例など、会員に情報を発信する。
・会員企業の実情や声を集約し、社会に発信する。
【支部、地区会、部会】
・これまでの活動はいったん保留し、コロナ対応に絞った活動をお願いします。
【地域を支える】
・地域の中小企業の存続が地域を支える。
■プラスを探そう
閉会に当たり立石代表理事は、「経営環境がマイナスだらけに見えても、どこかにプラスがある。プラスを探していこう。新型コロナウイルスの影響で、地方に転職したいという若者が増えている。ITの発達により、場所を選ばず仕事ができる環境も整ってきた。これから地方の時代がくる」とあいさつしました。
承認された総会議案
【1】2019年度活動報告
【2】2019年度決算報告
【3】2020年度活動方針
【4】2020年度予算
【5】役員改選
【6】特別決議