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2020.03.30

「わが社の現状と課題」呉支部広西地区会2月例会

報告者:(株)積層金型 代表取締役 山崎 拓哉 氏

 広西地区2月例会は、講義内容「わが社の現状と課題」と題し、㈱積層金型 代表取締役 山崎拓哉氏(広西地区会長)の経営体験報告でした。
 山崎氏は、先代より代表取締役を承継し、今年の5月で12年目。12年前といえば、リーマンショック(2008年)次の年。承継時期としては、自社、経済共に苦しい時期である。因みに、山崎氏の同友会入会は代表取締役就任の1年前(2007年)です。
 同友会に入会後、しばらくして集会で言われた一言が山崎氏を飛躍させました。その一言とは、「後ろ向きだね」だそうです。山崎氏は社長就任後、その言葉で今まで閉鎖的であったことを反省し、展示会「国際プラスチックフェア(幕張メッセ)」へ出展(150人と名刺交換)しました。新しい仲間と出会い、売上増へと改善させていきます。
 ㈱積層金型は、他社にはない鉄と銅の拡散接合技術をもっており、特許を取得。この術で、激動の時代を切り開いてきました。これからは、この特化した術を他社へ指導していくビジネス(コンサル)をスタートさせていこうとしています。
 この度の例会タイトルの中に「現状」の文字があるせいか、呉市の大ニュースの話題で各グループ討論は盛り上がっていました。
 私は、山崎氏の講義が、「生きる術を得ているか」と問われている様に感じました。山崎氏の現状としては、穏やかで、経済(呉市の大ニュース)に左右されない様であり、生きる術を得ている者であると感じました。
 会社の規模や売上も大事なことではあるが、自社に特化した術、経営術、思考法で、目先の利益に囚われず楽しく、又、呉市の発展に繋がる様に行動したいと思う。