講師：福山市 市民局 まちづくり推進部 スポーツ振興課 オリンピック・パラリンピック担当課長　福田　等　氏

　地域内連携推進委員会では、備後学を開催しています。備後学とは、福山市について幅広く理解を深めようというものです。福山市の過去・現在・未来について知ることで、仕事や地域活動のヒントを見つけようという趣旨で開催しています。

　第３回目となる今回は、東京オリンピックに向けた福山市の取り組みについて、福山市の福田氏に講演いただきました。
　２０２０年は２度目の東京オリンピックが開催される年になります。福山市では一昨年より、メキシコチームがオリンピックに向けた事前合宿を実施。フェンシング・バドミントン・ボート・スポーツクライミング・飛込など様々な競技選手が福山の地を訪れました。練習の様子は公開され、福山市民にとって身近な場所でオリンピックの開催とスポーツの面白さを実感してもらえる機会となりました。
　また、地元小学校の子どもたちとの交流や、福山ばら祭りへの参加、市内観光など、選手団に福山を知ってもらう取り組みなど、幅広い活動について紹介いただきました。ほかにも写真でメキシコ選手に応援の言葉を届ける「¡Viva México!（ビバメヒコ！）声を届けるプロジェクト」やメキシコ選手団応援ソング「みんなアミーゴ」は福山市民の作詞作曲によるものであるなど、熱の入れようを感じられました。