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2019.12.28

「SWOT分析を学ぶ」福山支部A地区会11月例会

講師:島田正美社会保険労務士事務所 所長 島田 正美 氏

 11月A地区例会『SWOT分析を「経営指針成文化と実践の手引き」から学ぶ』に参加し、勉強をさせて頂きました。
 『「理念は自社が目指すべき経営者の心からの思い」、そして「自社がどういう位置にいるのか?」を分析する方法の一つがSWOT分析です。』島田講師のこの解説で始まり、今回はSWOT(S=強み、W=弱み、O=機会、T=脅威)の中の「強み」に焦点を絞りました。そこで各自で考えてきた内容をグループディスカッションしました。

 私自身今年の5月に同友会に入会させて頂き、何とか経営指針書を完成させました。しかし、まだまだ細かい詰めが甘く、SWOT分析も本格的に行ったことがありませんでした。私はパーソナルトレーニングジム(マンツーマントレーニング指導)を経営しています。物を売る商売ではなく、目に見えないサービスを提供しています。私の強みは「指導での専門性」「運動療法」「ノルディックウォーキングの指導ができる」など他社がやっていないという単純な論理でした。しかし、グループ内での他のメンバーは「ある商品がなくなれば必然的に注文がある」「営業の効率性」「他の関連事業を併せ持っている」など直接利益につながる強みの発想が多かったです。私へのアドバイスですが、「トレーニング指導の価格を自分で自由に決められる」という示唆がありました。サービスのプランを変えれば価格設定も幅を持たせることができるし、ユーザーも変わってくるといったアドバイスでした。また、「材料費がかからず、変動費がほとんどない」というのも強みでした。

 理念は経営者の魂からの叫びでもあり、ブレないものが必要です。理念と利益を常に持ち合わせ、このたび作った経営指針書をリビルドさせながら精進していこうと改めて思いました。今回参加して本当に良かったと思いますし、今後S以外のWOTのさらなる検討やクロスSWOT分析に発展させて行きたいと思いました。みなさんからのアドバイスに深く感謝いたします。