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2019.11.27

「継続企業であるために〜100年企業に学び感じる」福山支部A地区会・J地区会10月例会

報告者:松本ギフト(株)   松本勝彦 氏
報告者:藤井製瓦工業(株) 藤井孝浩 氏

 10月例会はA地区会・J地区会の合同例会として、「継続企業であるために」~100年企業に学び感じる!~をテーマに、実際の100年企業である、松本ギフト㈱の松本勝彦氏と藤井製瓦工業㈱の藤井孝浩氏、お二方の報告でした。
 冒頭の趣旨説明では、企業の寿命は30年とよく聞くが、実際の100年企業の方に話を聞いて継続企業のヒントを今日の学びとして生かして欲しいという事でした。

 コーディネーターの漆川氏が「入社したキッカケ」や「当時の社員さんとの関り方や会社状況」を聞いていきました。二人とも入社した時は、後継者としての覚悟は特に無く、社員さんとも距離があり、会社の財務状況や決算書の内容も見たり、気にしたことが無かった。だが、同友会に行きだし、悔しい思いをしたり様々な経営者の方と接していく中で経営者としての自覚が芽生えて来たと二人共が言っていました。そして同友会からは、将来の会社を描く事と考えさせてくれたり、社員さんとの向き合い方を学んで、自社で生かしてきたそうです。事業承継の事についても、これから承継を控えている人に向けてのアドバイスがあり、とても参考になりました。次の20年では、日本の文化の象徴である瓦を大切に残していく事が使命と熱く語っていた藤井氏が印象的でした。

 グループ討論では「企業を継続するために、自社はどうしますか?」をテーマに討論しました。自分のゴールを明確に定めて置くことや、変化していくニーズに柔軟に対応していく事、他社には無いサービスを生み出す事などたくさんの意見がでました。
 私のグループでは、隣接異業種を常に考え、出来ることから少しずつチャレンジしていく事や、いつもそばで支えてくれる家族を大切にしようという意見になりました。
 最後のまとめでは、10年で150万社が無くなる世の中で、将来息子や孫が同友会で報告し、資料の中に自分の名前が載っているように未来を見据えて経営していきましょうというまとめで、今回の学びを私自身も自社で実践していきたいと思いました。