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2019.11.27

「思っているより怖い!マジでやばいよ消費税」福山支部E地区会10月例会

講師:榊原幹弘税理士事務所 榊原幹弘 氏

 E地区会の10月例会では、榊原幹弘税理士事務所 榊原幹弘先生による「思っているより怖い!マジでやばいよ消費税」をテーマに消費税の歴史から、今年10月から10%に上がり今後起こりうる事象について様々な問題を取り上げていただきました。例会参加者は20名で消費税は常に自分につきまとう問題ですので皆さん真剣に聞かれ、積極的に質問や意見が飛び交うとても有意義な例会となりました。

 消費税の歴史を振り返ると竹下登内閣が初めて1989年4月(平成元年)より消費税3%を施行。その後5%、 8%、そして2019年(令和元年)には10%。今は消費税が当たり前にある生活の中で導入後30年が経ってることに驚きその時の時代背景と照らし合わせながら聞いておりました。
 特に「この度の増税によって起こりうる事象について」という内容ではかなり複雑な仕組みになっていて、よく耳にする「軽減税率」「キャッシュレス消費者還元事業」「プレミアム付商品券」などがありそれぞれ国の管轄が違いとても複雑な内容になっていました。例えば我々にとって身近な飲食料品の軽減税率のことでは「テイクアウト・宅配等は軽減税率対象」、「酒類・外食・ケータリング等は軽減税率対象外」…といった全く知らなかったことを教わり、この税率の問題で今後特に飲食店経営者の方々が仕入れや販売でとても苦労をすることも知り、グループ討論では飲食店経営者の方がいらっしゃり複雑な仕組みで頭を悩まされておられ他人事ではないなと思いました。同時に榊原先生もこのことで相談にこられる方が山のように来られ時が待っているのだろうと思うと、国民のために良い事をしたと思っている国もかたや難しい仕組みで沢山苦労をされる方々が同時に出てくるのだと…しみじみ感じました。