2019.10.04
ちょっとした話➀ 日本の伝統文化体験でインバウンドビジネスに挑戦 弓道体験道場 射楽(sharaku)
同友ひろしま
取材当日は南④地区会の会社訪問(金氏・後列中央)。
原爆ドームから徒歩3分、本通商店街の一角にあるビルの3階に、弓道体験道場「射楽」があります。的までの距離6メートル、ミニサイズの弓で矢を射るので、初心者でも気軽に楽しむことができます。代表の金憲司氏(広島東支部)は弓道歴20年で3段の腕前。10年以上勤めた金融機関を脱サラして、今年五月にオープンしました。
平和記念公園や厳島神社など世界的に有名な観光資源が豊富な広島。昨年、広島市を訪れた外国人旅行者は178万人で7年連続過去最高を更新しています。金氏は、中四国初、弓道という伝統文化の体験型ビジネスで、拡大成長しているインバウンド市場に挑戦しています。
ウェブサイトは日本語と英語で表記、民泊・旅行口コミサイトやインスタグラム等のSNSを活用して世界に発信しています。8月末までの来店者数は800名を突破。内、外国人と日本人は半々。地元メディアの取材で予想外に多くの日本人の来店がありますが、県外宿泊施設との連携や予約システムの導入で、今後は訪日また広島訪問前に旅行者と繋がって集客を図りたいとの意気込みが語られました。
〔URL〕https://hiroshima-kyudo.com/