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2019.08.31

「あなたの働き方改革は?」福山支部P地区会7月例会

講師:あかつき社会保険労務士法人 代表 三谷 宜雄 氏

 三谷宜雄氏はあかつき社会保険労務士法人とハタラクデザイン合同会社の2社に所属しています。企業関係の法的処理の仕事と企業カウンセリングを行なっています。
 今回P地区では自社で働く理由を見つけるためのディスカッションが行われました。そこで経営方針など運営するための手法で円滑に物事を進めていかなければならないのですが、なかなか取り組めない経営者が多いということが実状です。

 そこでフィッシュボーン(特性要因図)という考え方があります。それは特性(結果)に対する要因(原因)を探る手法をいいます。つまり、特性に対して、その原因を全員で提起し視覚的にまとめることをいいます。重要と思われる要因について的を絞って効果的に改善を推進していくための手法であり潜在的な問題を図式化してあぶり出します。

 作成手順としては、①背骨:解決したいテーマ→②大骨:すぐに思いつく要因→③中骨:大骨の問題を生み出している要因→④小骨:中骨の問題を生み出している要因を浮き彫りにしていく手順を追っていく手法です。
 問題の例として、「なぜ人材不足なのか?」という議題に対して「離職率が高い」という問題が浮き彫りになります。では突き詰めていくとなぜ離職率が高いかを考えます。そうすると「長時間労働」や「適正な評価がされてない」などが出ます。結果、それは生産性が低いからや社長が匙加減で評価しているなどの要因が出ます。このような要因を沢山出して問題点を突き詰めていき、そこから活路を見出すための考え方です。
 ぜひ会社に問題を抱えている方は個人的に・社員さんと・同友会の仲間などと試しにやってみてはいかがでしょうか?これからの会社のやるべき事が見出せるのではないでしょうか?