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2019.08.05

「キャッシュレスの仕組み」呉支部呉南地区会6月例会

講師 もみじ銀行 大下聖 氏

 『キャッシュレス』『○○ペイ』テレビCM、雑誌、各コンビニで頻繁に聞くようになったキーワードです。気にはなっていましたが、必要に迫られていないため、知ろうとしていませんでした。キャッシュレス普及率は世界に比べて、日本はかなり低いそうです(18.4%)。日本が平和であるゆえ(盗難、偽札が少ない)、現金に対する安全性が高いからです。私自身、チャージをするとお店に束縛されるようで、苦手です。

 なぜ?キャッシュレスの推進が必要か?
* 人口減少が進む中、国内での消費に限界が来ていることから国外からの消費を取り込む必要がある
* 来日外国人旅行者(もしくは「インバウンド」の表現のほうが良いかも)の受け入れのためにキャッシュレスインフラの整備が必要
* 労働者の雇用問題も深刻化していることから、地域企業等の生産効率化が必要
* 現金決済インフラの直接コストの削減、と説明を受け国も経済産業省事業として、キャッシュレス手段を使った場合のポイント還元、割引を支援することで、2025年までに民間最終消費支出に占めるキャッシュレス比率40%を実現する目標を掲げました。
新しい習慣は何でもですが、今は違和感が有っても、当たり前の時代がやってくるのだろうと思います。

 講師への質問は、やはりデメリットに関しての事柄が多く、キャッシュレスでの支払いはすべて『スマホ』で完結するため、現段階でのセキュリティはスマホの自己管理が重要課題とされるということでした。また、○○ペイと名のつく会社の数も多く、これから、合併しながら、よいものが残っていくと話されていました。お客様の利便性を考えれば、導入するべきですが、会社選びは落ち着いて考えたいと思いました。