活動レポート
  • ホーム
  • >活動
  • >「私のチャレンジビジョン~何をどう考え、どう行動するか」尾道支部6月例会
2019.08.04

「私のチャレンジビジョン~何をどう考え、どう行動するか」尾道支部6月例会

報告者:㈱タテイシ広美社 代表取締役社長 立石 良典 氏

立石さんのお話を聴いて、いくつか感じたことを述べます。

①中国(世界を知る)

 学生時代の中国留学をきっかけに、中国人(現在GDP世界2位)の勉強の熱量に圧倒された立石さんですが、その中国人もアメリカ(現在GDP世界1位)を意識し、アメリカ留学した人達が活躍して、現在の中国を引っ張っているとおっしゃっていました。
 個人的に中国に行ったことはありませんが、中小企業としてハングリーさをもっと持ってやっていかないとマズいという危機感を感じました。

②今やりたいからやる

 世界中に出張されて、持ち帰った物を社員さんと共に形にしていく。ダイナミズム・スピード感に圧倒されました。現在の世の中、先のことを考えすぎても分からないことが多い中で、「今、やりたいからやる」というシンプルな考えから行動されている立石さんから、0から1への実行へのスピード感の大切さを感じました。
 私自身「いいな、あれしたいな」などと思いついても、すぐにデメリットを意識していまい実行しないことが多々あるので、非常に勉強になりました。

③ファーストペンギンたれ

(集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ、魚を求めて最初に飛びこむ1羽のペンギンのこと。)

 最初に実行するには強い勇気が要りますが、それを初期に行うのと周り(同業種)の様子を見ながら、中期以降に行うのでは当然雲泥の差がある。
 連動しますが、個人的にまだまだ業界内での勉強が足りないので、今後はファーストペンギンになるためにも、外に出て大海を知り自社に持ち帰りたいと思いました。

 最後にまとめですが、そんなダイナミズム・スピード感溢れる立石さんが大切にされているところが、意外にも「5S活動」でした。整理整頓をすることにより無駄なロスが減り、仕事の効率も良くなる。そんな誰でもできることを日々積み重ねることが大事。
 以前、立石さんの会社に工場見学に行かせていただきましたが、まさに5S活動が行き届いていました。私自身、整理整頓は大の苦手ですが、少しずつでもいいので、まずは日々整理整頓する習慣を身に付けようと思いました。