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2019.05.29

同友会で学ぶのはノウハウではなく経営者の「あり方」

 広島4支部合同経営労働委員会主催の「経営理念勉強会」が、2月に3回シリーズで、ひとまちプラザで行われました。3回シリーズにもかかわらず、のべで56名の参加があり、活気ある勉強会となりました。
 第1講では㈱PACの錫木氏(広島東)より、経営理念についての講義があり、会社を維持・発展させるという経営責任を果たすためにも、指針を明確にする重要性を訴えられました。
 第2講では綜合テント工業㈲の馬淵氏(広島中)より、「わが社の経営理念ができるまで」をテーマに報告頂きました。経営理念の成文化で、自身の意識改革と目標に向けての行動計画が具体的になった、などの成果を発表頂きました。
 第3講は、全員が経営理念検討シートを活用して経営理念をまとめ上げ、グループ討論にて一人ずつ経営理念の発表を行った後、各グループを代表して一名が参加者の前で経営理念を発表して、参加者から活発な質問や意見が出されました。
 経営理念の重要性を学んだ勉強会ではありましたが、シリーズ期間中に経営理念を成文化するために、自分や自社と真剣に向き合った時間こそが、この勉強会の本当の意義だったのかもしれません。