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2019.05.03

呉&東広島支部求人社員教育委員会 合同入社式&新入社員研修


 4月、企業が新入社員を迎える季節です。同友会では毎年この時期、広島、福山、呉の三会場で新入社員研修を開催しています。呉会場の参加者は、23社34名でした。総勢81名(スタッフ含む)の共に育つ3日間が始りました。
 今年のテーマは「不安感を危機感に変えよう」でした。合同入社式にて、開会あいさつでは相川呉支部長が「皆さんのような若い力が会社を良くします、頑張ってください」と述べました。参加企業代表あいさつでは小松石油㈱の小松弘昌氏が「皆さんが会社で活躍することを期待しています」としました。その後、社員を代表して、栄和電機㈱の平川晴歌さんが「新入社員研修での学びを自社で生かします」とあいさつしました。
 続いて新入社員研修が始まりました。同友会の新入社員研修は、社員を派遣する企業の経営者が中心になって企画運営を行なう手作りの研修です。東広島支部と合同で実行委員会をつくり、運営しています。
 呉での新入社員研修は、参加者を主人公ととらえて「グループ討論」と「委員会活動」をとりいれ、参加者が自ら考えて行動することを促す企画になっています。カリキュラムは、
・他己紹介
・QCゲーム漂流脱出
・エゴグラム
・講義「幸せに生きる」
・人をほめる
・先輩社員の体験談
・講義「マナーとは」
・マナー実習
・講義「働く意味」
・講義人として社会人として
・将来設計を考える と続きます。

 全体の流れは、まずリラックスしてもらい、初対面の社員同士も打ち解けやすい雰囲気をつくります。そして、自分自身を知り、人間関係の大切さ、コミュニケーションの難しさに気づいてもらうためのカリキュラムが続きます。講義では社会人の大先輩から「一人の人間としての生き方」を学びました。「マナー実習」で社会人として最低限必要なマナー等を学び、最終日には「将来設計を考える」というカリキュラムで自分の人生の目標を考えてもらうという流れです。
 講義のあとには、聴きっぱなしにならないように、原則としてグループ討論があります。また「委員会活動」によって、朝のつどい、講義等の設営、あいさつ、号令等は社員さんの自主運営です。毎年変化があり、どう動くか、スタッフにもわかりません。
 ある経営者の方は「今年も3日間新入社員さんと向き合いました。毎回、新鮮で良い刺激を受けます。参加することで、社員さんとの向き合い方の勉強になります」と感想を話されました。
 研修の最後は、㈱芝岡産業の田中宗弘氏(呉副支部長)から「社会人になる君たちへ」の題で「様々なことに挑戦し続けてください」とエールが贈られました。
 社員教育は、共に学び合い、やり続けることが大事だと気づかされました。