活動レポート
2019.04.26

ちょっとした話 441号2本

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ⅠTを活用してより良い漢方の提案を

㈲千幸堂 代表取締役  赤座正樹 氏(広島東支部)

 漢方薬や医薬品の販売などを営む㈲千幸堂では、より顧客に満足してもらえるサービスを提供するために、舌の写真とアンケートに回答することで体質の傾向を判定するソフトを開発しました。  きっかけは人材育成でした。漢方販売のスタッフは顧客との対話を通してその人に合った漢方を処方します。これは膨大な知識と長年の経験がなければ難しく、ベテランと新人では大きな差があります。その差を少しでも無くすために、前職で得たIT技術を活かそうと赤座氏は思い立ちました。
 やり方は簡単です。まずタブレットで舌を撮影し、アンケートに答えるだけ。あとはその二種類のデータがクラウド上のソフトで処理されて、今まではベテランの頭の中にあった情報を「見える化」することができるのです。ここまでものの数分の出来事。
 「すべてを機械化しようというのではなく、機械にできることは任せてしまい、人と人の関わりという大切なところに人は力を入れればいい」と赤座氏。ソフト導入後は顧客だけでなく、社員の満足度も上がったとのこと。健康を保ち続ける事業の方は、ぜひ一度千幸堂へ問い合わせしてみてはいかがでしょうか。 

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タニシ食堂でカツカレーを食す        ㈱タニシ企画印刷 相談役  田河内秀子 氏(広島中支部)

 広島市中区舟入にある創業41年の印刷会社、㈱タニシ企画印刷。そこでは昨年から新たな動きを見せていた…  ということで、相談役の田河内さんによる母の味「タニシ食堂」の様子をご紹介します。きっかけは社内会議での社員さんからの要望でした。月に一度ならと引き受けましたが、30人以上いる社員さんのご飯を作るとなるとお昼に間に合わせるためにいつも時間との勝負になるのだとか。
 今月のメニューはカツカレー。会社の小さなキッチンにはカレーの煮える大きな鍋と次々揚げられていくカツ。数名の協力者と一緒に作ります。食堂へ様変わりした会議室のテーブルにはオリジナルのペーパーランチョンマット。さすがは印刷会社です。
 完成したカツカレーにはサラダも付いていて嬉しいです。食堂は用意していたご飯が無くなってしまうほどの盛況。社員さんによると「今回はカレーだからシンプルだけど、いつもは副菜ももっと豪華なんですよ」とのこと。温かな雰囲気の中食べるカレーはおいしく、物心共に満たされた昼下がりでした。  ====================