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2018.06.26

「どうなる日本経済~経営指針の総合実践で対応せよ!」(三原支部総会記念講演)

講師 有限会社有第一コンサルティング・オブ・ビジネス代 表取締役 丸山博氏

 5月支部例会は有限会社第一コンサルティング・オブ・ビジネス代表取締役丸山博氏による「経営指針成文化」をテーマに基調講演が行われました。
 丸山氏が自己紹介をされた際には、自身の名前をググってと、通信情報技術の使い方の実演をされていました。業種によって、まず知ってもらうことが大事で、最近ではSNSを使い、自ら・会社・商品の宣伝を費用をかけずに行うことができます。下請け体質から自力型体質へ移行できるチャンスの時期にあり、環境が求めるものに耳を傾け、自らが考え行動を起こし、情報通信技術の使い方次第で、この風を味方にするかどうかが決まると言われていました。必要な技術を自社が持っていない場合はアウトソーシングをすることができます。特にお客さんが求めるものを本気で目指すことが大切で、経営指針が充分条件であるのに対して、考えることが必要条件だと言われ、現場の経営者のみが分かることだと言われていました。

 同友会に入会後、次のハードルは経営指針の成文化と言われていました。経営指針の成文化は、会社が一丸となり、特定の分野に絞って・深めて・磨き上げるための道具と言われていました。会社を強くするために、人がやらない面倒な分野を人より少し早く、より良くするために重要とのことでした。
 経営指針の成文化には他にもメリットがあり、公演中も周りの会員からあるあると聞こえてきた、会社内でのコミュニケーション不足も補い、言葉だけでは曖昧な部分を補完し、目的の共有に役立ちます。他にも、従業員にとっては自分がやっていることが、広く知られてはいませんが人に自慢ができるという社会的使命と仕事へのやりがいに繋がり、人で不足にも貢献するとのことでした。
 迫力のある講演内容で、私自身、経営指針の成文化についてよく分かっていませんでしたので、とてもためになる内容でした。今回の講演を聞いて、自分も経営指針を将来作ろうと思ったことと、経営指針を成文化された先輩会員のお話をもっと聞きたいと思いました。