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2017.12.16

EA(エコアクション)21を活用して企業を変革

 福山支部地球環境委員会では、「EA21を経営にどう生かすか」をテーマに勉強会を行いました。講師をEA21審査人の方に、実践報告を平和建設㈱代表取締役の岡田吉弘氏にお願いしました。
 EA21は「ISO14000」の日本版・中小企業版と言ってよい仕組みです。岡田氏は「EA21が入札のポイントに加算されることがあって、取り組みが広がりましたが、本来は企業の体質改善に役立つものだと思います」と切り出されました。
 同社は「インテグリティ企業」をめざしています。インテグリティーとは「誠実性」のこと。「コンプライアンスでは、法の範囲内ならOK。でもそれ以上の、関係者の皆さんにより深く信頼していただける会社をめざしたい」と岡田氏。経営理念・社是を「インテグリティ基準」や「環境方針」に展開して、取り組みを進めています。その手法の一つとして、EA21を位置づけています。
 「環境を守る経営と言うのは、単純に経費を削減するだけではないと思います。例えば自社の周りには照明がなく、夜間は真っ暗。そこで、会社の敷地に暗くなると自動点灯するLED照明をつける。こうした発想が社員から出てくる社風にすることが大事だと思います」と岡田氏は語っています。