活動レポート
  • ホーム
  • >活動
  • >恒例!わが社の社員教育を語る会「社員教育に終わりなし」呉支部社員教育委員会
2017.12.01

恒例!わが社の社員教育を語る会「社員教育に終わりなし」呉支部社員教育委員会

 呉支部伝統の「わが社の社員教育を語る会」が開催されました。今回の報告者は、㈱呉ダイヤの専務取締役間賢一郎氏(呉南)でした。同社は船舶用エンジン販売店として創業します。社名は呉地区の三菱ダイヤディーゼルエンジンの販売店であることに由来します。製造・販売・メンテナンスの3部門からなり、ある自社商品は国内トップシェアがあるそうです。間氏いわく「トップといっても60隻。とてもニッチです」。
 そんな同社は、以前社員教育の問題を抱えていました。期待していた社員さん(10年目)の退社後、新たに迎えた2名を何としても育てたい。そこで作ったのが現在につながる社員教育計画でした。それまでの自己啓発中心から、新卒教育、技能教育等、階層ごとの体系をつくりました。設計や技術系のカリキュラムは整ったそうです。現在の課題は、営業と、課長候補・経営候補・経営陣向けの研修とのことです。
 間氏は27歳で呉に帰り、㈱呉ダイヤに入社します。「次はきみだ」と言われているそうですが、歴代の経営者とは血縁はありません。継いだらバトンを渡す後継者の育成も同時に始まるのです。
 意見交換では、「誰のための何のための社員教育?」「間さんはどんな社長になりたいですか?」などありました。まとめは、社員教育委員長の住岡氏(㈲寿木工 社長)が「抱える課題はどこも同じですね」と結ばれました。