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2017.04.24

あなたの会社、身内がいて上手く機能していますか? ~「いい討論」を体験しながら、同族経営を考える~広島中支部中②地区会

 中②地区会第5グループの3月例会は、㈱フォアサイト代表取締役 北山敬三さんを進行役として、「同族経営について考える」というテーマを題材に、今までにないスタイルでのグループ討議を行いました。具体的には、同族会社が最高に機能している状態を「①理想」とし、実際の同族経営の「②現状」を把握し、そのギャップを埋めるための「③具体的な方法や取り組み」を考えていきます。この①~③を議題として議論をし、同族経営に役立つ情報を持ち帰る、というゴール設定をしました。また今回、グループ討議を活発にするために「KJ 法」という手法が用いられました。具体的手順は、次のとおりです。
(1)22 名の参加者を4~6人のチームに区分する。
(2) ファシリテーターが投げかけた議題について、各チーム内で、各自が思いついた事を付箋紙1枚につき1つ書き出す。
(3) 各自が書いた内容を発表しながら、1枚ずつ模造紙に貼っていく。同じ意見をグループごとに分け、タイトルを付ける。
(4) 自分が大切だと思う意見に投票し、優先順位をつけ、模造紙に優先順位の高い順番に箇条書きにしていく。出てきた意見を見ながら、気づきや学びを話し合う。(5) チームの代表者がグループの意見を要約して発表する。
 付箋を使うことで、他人の意見に左右されないで全員の意見を引き出すことができるので、どのグループも数多くの活発な意見が出て、最終的に時間が足りなくなるくらいの盛り上がりを見せました。終了後の懇親会でも「様々な意見が経営の参考になった」「意見の引出し方、討議の進め方がとても勉強になった」等の声が上がり、学びの多い例会となりました。