「商工会議所の活用術」福山支部S地区会
2月例会のテーマである商工会議所とは私たちが思っている以上に地域に密着し、尚且つ、いろいろな情報の集まる所であることがわかりました。そもそも、商工会議所とは民意(商工業者の声)を国の政策に反映する為に明治11年に設立された。以来、商工会議所は行政に意見をする重要な役割を担ってきました。
本日の商工会議所の活用術ということで、経営向上の手助けとなる補助金などをタイムリーに教えてくれ、会社の状況(どんな事に困っているか)に応じて多種多様なものがあり金額も違えば、期間も違い、時期によって旬というものが有り、それぞれの補助金の申請期間は2〜3ヶ月といった短いものであることが分かった。なので、その自分の会社にあった補助金を見つけるには、やはり商工会議所との連携が必要不可欠であることが再認識できました。
続けて、経営革新計画・経営力向上計画の話に移ったのだがここでもやはり補助金との関連性で、補助金を申請するには経営革新計画・経営力向上計画が必要になってくるのである。今、自分の会社がどういう状況なのか、これからどうなって行きたいのか、そのためには何が必要でどういうやり方をして行きたいのか、などを明確にしておかないとこの経営革新計画・経営力向上計画は作成することができないのである。あわせて、経営力向上計画を実際に作成した下垣内基文氏もこの計画書作成の重要性をひしひしと感じておられ、自社の問題点、弱み、強みなどを再認識できた、是非やるべきだと訴えておられました。この計画書を作成することが自社の経営力向上のスタートラインと考え、皆様も実施されて見て下さい。
最後に、商工会議所に対する考え方がこれまでとは全く変わり、もっと活用すべきであり、もっと頼り(変な言い方ですが)にしたいと思いました。そしてやはり経営力向上には、自社をもっと分析し明確にして目に見える形にしなければならないことがわかりました。