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2017.03.24

「ランチェスター経営式経営計画書の作成」福山支部経営労働委員会

 現在、県の経営労働委員長である、㈱PAC 代表取締役 錫木健一氏より 1月前編2月後編と連続で、ランチェスター経営戦略を学ばさせて頂きました。 後編の2 月は、前編で勉強した「弱者の戦略」を基本に、わが社の強みやドメイン(事業領域)を中心に経営戦略をランチェスターの視点で深堀して頂きました。 特に今回は「ランチェスター経営実践プログラム~7つのステップと弱者の戦略実践度」26ページに渡るランチェスタ―経営戦略のバイブルと言える内容の冊子を特別に用意して頂き感謝いたします。今回参加された会員は、とてもラッキーです、参加者の日頃の前向きな経営活動の賜物と考えます。
 本文冒頭には「私の27年間の経営者としての経験、また1000人以上の経営者との交流から得た教訓は、業績不振や倒産は戦略の取り違いで起きるという事実である」記載から始まります。そして「業績の98%が社長1人の戦略実行で決まります」と言われてます。社長の責任は如何に重大か、改めて自覚させられました。 中小零細企業を如何にして経営を安定発展させるかをチェックするため、21項目をチェックすることにより、わが社が、各項目ごとのどの段階なのか、簡単に解り、どこを強化すれば業績アップ出来るのかなど活用が出来ます。弱者の商品戦略においては、「小さな商品市場で大きな占有率を目指す」とあります。「大きな占有率」とは、市場シェア26%以上とる事が絶対条件との事です。これが取れる「小さな商品市場」を探し出す事が、社長の最も重要な仕事だと言われてます。発見した宝の領域を「事業ドメイン」として開拓発展することが成功への第一歩と学びました。
 また、その成功事例満載の12月発売の新刊をご紹介頂きました。『小さな会社の稼ぐ技術~竹田式ランチェスター経営「弱者の戦略」の徹底活用法~日経BP社』です。啓文社ポートプラザ店に常時在庫するよう頼みましたので、是非熟読下さい。 最後になりましたが、錫木健一様には、お忙しい中、2か月に渡り、遠路福山までご講義に来て頂き、またこの様に深い学びを頂けた事に感謝、御礼申し上げます。今後もご指導ご鞭撻よろしくお願い申しあげます。ありがとうございました。