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2024.02.21

「広島同友会の活性化を任う、地区会長の経験交流を図る!」全県地区会長交流会

2月3日、全県地区会長交流会を開催しました。(現・新地区会長候補、現・新支部長候補、担当副代表理事、事務局員の74名が参加)2020年の3月開催以来のリアル開催となりました。

開催の目的は、1)地区会の課題や活性化の手だて等について情報交換、2)支部を超えて地区会長の経験交流を図る、でした。

■地区会は経営を語る場

大植副代表理事より開会あいさつの後、「地区会の役割とは」というテーマで広島中支部 塩梅支部長より問題提起がありました。

先ず、「活動の手引き【地区会編】」より、1.地区会は同友会の基礎組織、2.地区会は「経営体験の発表」の例会が基本、3.地区会が活性化してこそ支部・県そして地域が活性化する、事が確認されました。

また、地区会、小グループ(小組)、委員会の組織的運営を説明。地区会の適正規模について皆さんはどう感じていますか?と問題提起がありました。

最後に、「守(基本の型を身につける)・破(型を破って応用する)・離(創意工夫を加え自分独自のものを追求する)」を経営や地区会運営に置き換えようと締め括りました。

■地区会長の体験談 ~同友会と企業経営は車の両輪~

地区会長の体験談では、福山支部B地区会 馬屋原地区会長と東広島支部西地区会 荒古江地区会長のお二方より報告していただきました。

馬屋原地区会長より、福山支部B地区会スローガンは、「わきあいあい!!~本気、本心で関わり合える関係を作り、自身と会社を成長させよう。行動あるのみ~」です。福山支部で1番会員数が多く、2022年110名から現在は120名を超える会員、と報告がありました。
コロナ禍があけ、リアル開催の役員会・例会にこだわりスローガンにある関係作りを大切にしてきました。
地区会長として、自社の黒字経営にこだわり、社員の成長と共に目標達成していると報告がありました。

荒古江地区会長よりは、東広島支部西地区会は会員純増数が県下で一番。周りの地区会員・役員・組織委員会に助けられています。小グループ化で、組織運営を目指しているが模索中と報告がありました。
また、同友会の会合で、会員から「もっと社員を大事にしろ」と指摘され、何よりも社員を一番に考えようと意識を変えました。この頃から、鬼経営者から仏に転換していったと報告。支部経営労働委員会での宿題も、経営の実践・改善に大いに役立ったと報告がありました。

■地区会長の責任感・覚悟を学んだ

その後のグループ討論では、「来期の準備を順調ですか?」「我が地区会の強みは何か?」「経営の匂いのする地区会活動をいかに創り上げるか」をテーマに進めました。
支部長がグループ長を務め、現在の地区会長・来期の地区会長予定者が率直に意見交換し、非常に学びの多い会になりました。

最後に、寺本 広島西支部支部長より、「本日は、地区会長の責任感と覚悟、意識について学びました。ここに集った地区会長・地区会長候補者がリードし、地区会・支部・広島同友会そして地域を活性化していこう!」と閉会あいさつで締め括られました。

(記:事務局 川口)