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2024.07.23

「優れるな異なれ ~俺はこう歩いた 君たちはどう歩くか~」広島西支部青年部会

開催日時:
2024/06/11(火)
会場:
ひと・まちプラザ
人数:
30名
報告者:
Rebirth 三浦 義晃 氏
文責者:
(株)エイコー 荒川 有佑

本青年部OBでもある、三浦氏にご報告いただきました。

チームOの担当例会であり、「これから先の西支部青年部を担う人を育てたい。」という思いから、今までの三浦さんが歩まれた軌跡を学び、自分たちに不足しているところは何か、もっと良くなるにはどうしたらいいのか、を考えることが出来ました。

冒頭に、三浦さんは「自分がどう歩んできたか、という内容であって、こうしなさい、こうしたらいいよ、ではない」と指摘がありました。また、「座談会的な感じで聞いてほしい。話をしているときに質問などがあったらいつでも止めてもらっていい」ともおっしゃり、報告中にも質問ができる内容となっておりました。

Mr.同友会と呼び声の高い三浦氏ですが、入会当初は幽霊会員だったそう。いろいろな事情で青年部に入会することとなり、初めての例会づくりを一人で行うことや、役等を5つ程度掛け持ちし辞めたくなったこともあると。しかし、そこで時間の使い方や、人の使い方を覚えていったそうです。

三浦氏から、「どれくらいの人数が、同友会に参加している目的を持って参加しているか?」という問いかけがあり、その後に「目的なんてどうだっていい!!」と。

その言葉の裏には、青年部で過ごせる期間がすごく貴重な時間であること、青年部でどのような成長を感じる事ができるのかも大事であるが、何かを一緒に成そうとする人・素直に話して、助け合える仲間をつくることが一番大事、と伝えてくれました。

 Rebirthでは、受注発注を合わせると、同友会会員様で100社以上の取引があるそうで、その多くがOBも含めた青年部関係者とのこと。

 苦しい思いをした青年部時代も、最高の仲間を作り、困った時に相談できる仲間であったからこそ、今でも関わることができているのではないかと思います。

 仕事に関しても、お客様主体で、物事を考え、できるかできないかではなく、やるかやらないか。やるのならば、プロフェッショナルとして、最高の品質で完璧にする。その想いで仕事に取り組まれているそうです。

青年部現役会員である我々へのメッセージとして、「日本では、20歳で成人となっているが、社会人として見た時に、20歳が0歳である。年部現役会員の年齢の平均が35歳としたら、社会人としての平均年齢は15歳。40歳でやっと社会人としての成人を迎えることができる。また、その年代として、色々なことを吸収し『大きく変わる』時期であり、字のごとく大変な時期である」と。しかし、「今、この時に大変な思いをしていない人が人として、社会人として成長はできないと考えている。今は、自分を大きくする一番大事な時間と考え、悩みながらもしっかりと仲間と歩んでほしい」と。

苦難、困難、災難 いろいろな出来事がある。そんな難がないことを無難。難が有ると書いて有難いと読む。いろいろな苦難困難災難に直面した時、これを超えた時に大きく成長できる。苦しいと思うのではなく、大きく変わろうとしていると考えて動く。

きついから「やめた、もうしんどい」と逃げるのではなく、大きく変わろうとしている、有難い場面であると思ってそういった場面を乗り越えて、成長していきたいと思いました。 まとめの中では、タイトルは、先に記した通りですが、「すぐれなくてもいいわけではない。プロとして仕事をしていく中で、一定の水準は満たす必要がある。しかし、一定のラインを超えなくていい。自分しかできないことをしっかりと見つけていく。自分で探すのも大事だけど、なかなか気づきにくいものである。そういった際に、仲間としてどんどんその人の良さを教えて上げてほしい。だからこそ、会に関わって、自分でできることできないことを探して、仲を深めてほしい。楽しくやることが一番!」と締めくくられました。

本例会に参加し、この時をいかに過ごすか。どのように過ごすか。誰と過ごすか。これらにどれほど真剣に向き合えるか。で、将来的な成長具合にも変わることを考える機会をいただけた。有限である青年部の時間を有意義に自分・自社・仲間に向き合いながら、楽しんでいきたいと感じました。