「知っ得!『社長の学校』体験セミナー」呉支部組織委員会
- 開催日時:
- 2024/06/24(月)
- 会場:
- 呉森沢ホテル
- 人数:
- 59名(オブザーバー6名含む)
- 報告者:
- (有)広島ピーエス 宮原 和樹 氏(東広島支部)
- 文責者:
- 中野 誠吾、西田 恵里、池田 隆司、寺上 高央
宮原氏の報告は、「どん底」時代の赤裸々な語りから始まり、同友会の仲間に相談したことが転機となり、「どん底」を克服したこと、原因を分析し「手元資金がある会社」を目指したこと、経営指針を活用し「人を生かす経営」を実践したこと等、密度の濃い実践的な内容。その分析力・行動力に感銘を受けました。きっとオブザーバーの方にも同友会に興味を持って頂けたのではないかと思います。
続くグループ討論では、「自社が『どん底』に陥った時、自社の存続のために何が必要か」というテーマで討論を行いました。
リスク管理のみならず、いざという時に周りに相談できる環境があることの重要性を再認識できたのではないかと思います。
同友会の仲間が増えると、上記環境も強固なものになります。今後も、語り合える仲間が沢山増えたらいいなと思います。
記 組織委員長 中野 誠吾(安芸総合法律事務所)
「パワフルなご報告に学びと刺激」呉南地区会
報告者の宮原さんのお話は、力強く、身近に感じることのできるわかりやすい話でした。
グループ討論では経営に大切なこと ①お金を用意する(用意する手段を得られる環境づくり、銀行と付き合う)②行動力!何があろうと仕事をし続ける。③助けを求めることができるような、人間関係作り(社員、仲間)の3点にまとまりました。
この3点の知恵を得ることができる、落ち込んだ時にパワーをもらえる近道が中小企業家同友会という場所であることを確認させていただきました。
私自身、今年で同友会に入会させていただいて、10年になります。自分一人では経験できないことさせていただいたり、みなさんから知恵をお借りしたりしています。
これからも継続して、私にとって、とてもありがたい場所である中小企業家同友会を、周りの経営者に方におススメしていきたいと思います。
記 ドクターダイエット呉中通店 西田 恵里
「同友会で知り合った縁を大切にする」呉中央地区会
ものすごく熱のある方で、話の組立も上手、プロジェクターが上手く作動しないハプニングもなんのその、機転の利く進行に、まずは感銘を受けました。
勉強になった事は主に2つ。1つ目は経営指針書の作成の大切さです。メリットはたくさんあると思いますが、私は融資や補助金が受けやすくなる事のメリットに魅力を感じました。いくらお金を引っ張る事が出来るのか?その可能性が把握出来れば、事業の選択肢が広がります。チャンスをお金が無いという理由で、見逃してしまうのは、とてももったいない事だと思います。
次に、社員さんの具体的な評価精度の確立及び評価内容の社内共有、それに基づいた利益の還元制度です。それがあれば、社員さんのモチベーションは上がり、あいつよりも俺の方が頑張っているのにという、ドロドロとした人間関係になりにくいと思います。実際に退職率も低いそうです。私はサラリーマン時代に5回転職をしましたが、誰が私の事をどのように評価し、それが昇給にどう繋がっていたのかが解っていれば、それぞれの会社でモチベーション高く、もっと長期に働けていたと思います。
体験報告の後にはグループ討論もあり、代表としてみずば農園の水場代表が積極的に手を上げ発表下さいました。おかげ様で会は更に盛り上がりました。ありがとうございます。
最後に宮原社長は、「苦しい際には、それを話せる仲間が大切。実際助けて頂けたし、心も明るくなった。同友会はそういった仲間がいる会である」と述べられました。確かにそう思います。私も皆様とのご縁を大切にさせて頂きます。
記 (株)一葉 池田 隆司
「どん底に落ちた時こそ経営者の決断が大切」広北地区会
製造業という枠の中で様々な苦難に立ち向かい、会社の危機を乗り越えてこられた宮原氏、どん底から導き出したつぶれない会社づくりとは、経営者が良いと思っていることをしていれば、会社が存続できるわけでも、従業員の雇用が守れるわけでもない。雇用の継続や高収益、高分配の実践とは、会社存続に繋がる道筋について報告して頂きました。
報告後のグループ討論では、類似の経験持たれている方々もおり、どん底に落ちた時こそ経営者の決断が大切なのではないかという意見や、お金のあり方や考え方など、様々な意見があり学びのあるグループ討論となりました。
記 (株)寺上組 寺上 高央