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2024.07.24

県組織委員会 仲間づくり勉強会「同友会で笑顔が生まれた ~仲間づくり活動が自身の成長へ~」

開催日時:
2024/06/04(火)
会場:
TKPガーデンシティ広島&Zoom
人数:
107名
報告者:
(有)西本屋 代表取締役  西本 洋介 氏(広島東支部長)
文責者:
事務局 木下

■「増ポジ派」になって欲しい
今回報告させて頂く私の最大の願いは、より多くの会員が会員増強の意義を理解し、仲間作りが進むことです。会員増強や組織委員会という言葉には、ネガティブなイメージを持つ人もいれば、ポジティブなイメージを持つ人もいます。参加者の皆さんが「増強にポジティブな人」=「増ポジ派」になることを目指しています。
 会社はLPガスの販売、ガス機器・住設機器の販売を行っており、社員数は19名です。私自身は3代目で、学校卒業後に地元の自動車メーカーに入社し、電子部品の開発を担当していました。しかし、家業を継ぐべきかどうかを悩んだ末、2003年に33歳で家業に入社しました。
入社当時は不安で、業界のことも分からず、管理職としての役割にも悩んでいました。入社二年目の2004年、同友会からのオープン例会のDMが届き参加し、すぐに入会しました。

■リーダーには様々なタイプがある
入会した頃は、自分の悩みを相談する勇気がなく、ただ例会に参加して名刺を配るだけでした。入会半年後、例会報告者に指名され、打ち合わせの中で自身の悩みを話すことで、頭の中が整理され、前向きな気持ちになりました。特に、「社員のせいにしてるうちはダメ。まず自分が変わらないと」という先輩会員の言葉が大きな転機となりました。
ここから会にも積極的に参加し、いろんな役も頂きました。特に青年部会長と地区会長の経験から、多くのことを学びました。特に、地区会長時代には「1人でなんでもやりすぎるな。みんなに頼ってみなさい」というアドバイスを受け、周囲の協力を得て職務を全うすることができました。これにより、リーダーには様々なタイプがあり、周囲に支えられて力を発揮するタイプであることを自覚しました。同友会に入っていなかったら、今の自分は存在せず、社長になれていたかどうかも疑問だと思っています。
 

 
■会員増強は「楽しい」?「辛い」?
実は私も7年前までは「増強は辛いもの」だと思っていました。入会2年目のある方に地区会の組織委員長をお願いしたことが転機です。お願いした私の不安をよそに、彼は周囲の役員の協力を得て軽々と目標を達成してしまいました。この流れが現在も続いており、新会員さんのフォローは小組ごとにしっかり行い、会歴の若い会員さんにどんどん例会報告者や役員になってもらい、同友会の良さを体験してもらい、そしてまたその方々が候補者を連れてきてくれるという良い流れができ、地区会もとても活性化しています。

「やらされる増強」から「主体的にする増強」に変化し、「辛い増強」から「楽しい増強」へ変わってきているように感じています。
会員数が増えることで、同友会は影響力を増し、知名度が上がり、地域にとって重要な存在になります。また、経営を学ぶ人が増えれば、地域に良い会社や経営者が増えていきます。会員を増やす責任は、全ての会員が担うべきであり、楽しい会員増強を全員で行い、その結果を全員で喜び合うことが、私の考える理想です。
経営者は日々多くの課題に直面し、それらを社員や家族に相談できないことが多いです。同友会へのお誘いは、これらの悩みを抱える経営者への助けとなります。
私の報告が、今後の増強活動の何かのヒントとなり、「増ポジ派」が増えることで、来年の県総会を安定的に3000名で一緒に迎えられることを願っています。