「このまま終わりたくない―西江氏の挑戦と想い」福山支部Ｆ地区会

今回の同友会例会では、福山市で個人庭師として活躍されている西江氏が体験発表を行いました。西江氏はかつて勤務していた造園会社での過酷な労働環境が原因で体調を崩し、地元福山に戻らざるを得ませんでした。その後、個人庭師として活動を始め、「余生のような人生を送る」ことを考えていました。しかし、同友会に参加し、自身のテーマである「このまま終わりたくない」という強い想いが芽生え、これまでの姿勢を大きく転換。仕事に対してより貪欲に取り組む決意を固めました。
発表後のグループ討論では、「今チャレンジしていること」「自社の儲けのからくり」という2つのテーマについて議論を展開。特に「儲けのからくり」では、各社それぞれ異なる工夫や戦略を持っていることが共有され、白熱した討論が繰り広げられました。個人事業主としての視点、そして企業経営者としての視点が交錯し、新たな気づきや学びが生まれる場となりました。
今回の発表を通じて、西江氏の人柄の良さや仕事に対する真摯な姿勢が多くの会員に伝わると同時に、挑戦することの大切さが改めて共有されました。同友会という場が、西江氏にとっても、そして他の会員にとっても、新たな一歩を踏み出すきっかけとなったのではないでしょうか。
「このまま終わりたくない」という言葉には、西江氏自身の決意と、さらなる高みを目指す意志が込められています。その姿勢が、多くの会員に刺激を与え、勇気を与えたに違いありません。今後のご活躍を心より期待しています。