「がむしゃら吉本物語～これが我が社の未来予想図～」福山支部青年部会

報告者の吉本氏の初対面の印象は「感情の起伏が少なそう」「人に関心がなさそう」等であった。しかし、報告作りに参加していく中で「情に厚い」「関わった人を幸せにする」の様に第一印象とは全く違う人なのだと知ることができた。

その中で、何度もミーティングを重ね、タイトルも幾度なく変わってきた。班メンバーで吉本氏の気持ちに寄り添い、自分が本当に他者へ伝えたいことは何かを一緒に考え導き出した報告であった。
氏は同友会入会と会社創業が同じ時期であったが、それを両立できたとは言えないと言っていた。しかし、同友会で得たことを糧に会社経営で活かし、自分と会社が共に成長してきた過程をより身近に聞くことができた事は、同友会に入会して間もない私にとっては大きな学びになった。

吉本氏が母子家庭で育った事を背景に社員のプライベートの充実や子供に関する福利厚生の取り組みをしていくことで素敵な会社にしていくのだと考えを話されており、吉本氏なりの素敵な会社の実現に向けて行動されていると聞き感銘を受けた。

「みなさんの思う素敵な会社ってどんな会社ですか？」というテーマでグループ討論を行い、様々な経営者の意見を聞く中で人それぞれの背景があり「素敵な会社」の考え方が違うのだと感じた。また、討論で深掘りすることで自分の考える「素敵な会社」について少し変わった気がする。
この度、初めて報告作りに参加させてもらい吉本氏や班メンバーの考えや思いをたくさん聞くことができ良い時間を過ごすことができたと共に自己成長につながったと感じる。